村田諒太“世界前哨戦”3回KO勝ち、清水聡も快勝
2016年12月30日 18時46分
2016年12月30日 17時38分
WBA世界フライ級、IBF世界S・バンタム級ダブルタイトルマッチ(31日・島津アリーナ京都=京都府立体育館)の調印式、前日計量が30日、京都市のANAクラウンプラザホテル京都で行われた。
WBA世界フライ級王者、井岡一翔(27=井岡)と、同級1位(暫定王者)スタンプ・キャットニワット(18=タイ)はともにリミットの50.8キロでパス。IBF世界S・バンタム級王者のジョナタン・グスマン(27=ドミニカ共和国)はの55.2キロ、挑戦者の同級5位、小國以戴(28=角海老宝石)はリミットの55.3キロでパス、4選手は大みそか決戦のゴングを待つだけとなった。
調印が終わり、6年連続国内リングの大トリ務める井岡は「コンディションは万全。暫定王者との王座統一戦とされるが、チャンピオンは自分で、レベルの違いを見せたい。後半に向けてKOの内容にします」と王者の貫禄十分。スタンプは「明日は必ず勝って、タイ国民におみやげを持って帰りたい。重いパンチで世界王者になります」と気合が入った発言。
7月に日本で王座に就いた21戦21KO1無効試合のグスマンは「もう一度日本に来ることができてうれしい。小國は確かに強い選手だが、明日勝利するのは私で間違いない。全力でタイトルを持ち帰るだけで」と余裕たっぷり。
世界初挑戦の小國陣営が試合に使用するグローブのチェックでグスマンが使用の黒のグローブが8オンスより軽いのではと計量を求めたことに触れ「グローブがどうであれ、言い訳できないような勝利をあげる。小國には幸運を祈ると言いたい」と皮肉もまじえた。
小國は「こんなに人が集まる会見は初めてで緊張します。グスマン相手に最後まで立っていた相手はおらず、厳しい試合になると思うが、最後まであきらめず倒しにいきます」と突撃を誓った。
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