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荻堂盛太のWBCユース王座戦はドロー 沖縄の試合

2017年1月8日 19時00分

 2017年国内初興行となる「MUGEN~沖縄から世界へ~挑vol.4」が8日、沖縄県の豊見城市民体育館で開かれた。メインのWBCユースL・フライ級王座決定10回戦は、日本同級10位の荻堂盛太(平仲BS)がフィリピン同級3位のジョナサン・レフジョとドロー決着、同王座獲得はならなかった。セミに出場の翁長吾央(大橋)も引き分けに終わった。

荻堂は終盤の追い上げ実らずドロー

◇WBCユースL・フライ級王座決定戦
荻堂盛太(平仲BS)[0-1(95-95×2、94-96)]ジョナサン・レフジョ(比)
 上り調子の荻堂がユース王座をかけてレフジョと対戦。サウスポー同士の一戦は、小柄なレフジョがキビキビと動きながらジャブで先制。2回には右アッパーで荻堂の動きを止め、連打を見舞った。荻堂は3、4回とプレスをかけ、ボディ攻撃でレフジョを苦しめる。4回を終わっての採点は2-1でレフジョがリードした。

 5回からはレフジョが足を使い、荻堂はなかなかレフジョをつかまえられない展開となる。7回を終わって3ジャッジがレフジョのリードとすると、荻堂は終盤に追い上げ、10回に猛攻を見せて何とか追いついた。荻堂は11勝3KO2敗2分。レフジョは16勝4KO5敗5分。

◇S・フライ級8回戦
翁長吾央(大橋)[引き分け1-1(77-75、75-76、76-76)]ライアン・ルマカド(比)
 昨年8月のOPBF戦に敗れて以来のリングとなった日本S・フライ級4位、36歳の翁長がルマカドとサウスポー対決。落ち着いて立ち上がったかに見えた翁長だったが、初回に小柄だが瞬発力のあるルマカドのワンツーをもろに食らってキャンバスに落下した。

 ダメージはそれほどではなく、2、3回と失点を回復しようと積極的に前に出た。しかし4回以降は、カウンターを狙うルマカドを崩せず、ともに左を放つとクリンチになってしまうという展開。互いに決め手を欠き、三者三様のドローとなった。再起戦で勝利ならずの翁長は27勝18KO3敗3分。ルマカドは12勝7KO3分。

◇S・フェザー級8回戦
小谷将寿(琉球)[3-0(78-74、78-75、77-76)]レイ・ラスピニャス(比)
◇フェザー級8回戦
伊集盛尚(琉豊BS)[TKO3回59秒]佐々木勇太(ダッシュ東保)
◇54.0キロ8回戦
瓜生晃一(博多協栄)[3-0(79-72、76-74、76-75)]池原龍次(琉豊BS)

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