ボクシング・ビート2月号、きょう14日発売!
2017年1月13日 23時44分
2017年1月13日 21時16分
13日後楽園ホール「ダイナミックヤングファイト」のメインイベント、ウェルター級8回戦は、日本S・ウェルター級8位のチャールズ・ベラミー(八王子中屋)と日本ウェルター級7位の別府優樹(久留米櫛間)が三者三様の引き分け。別府は15連続KO勝利の日本記録に並ぶことができなかった。
15連続KOの日本タイ記録がかかる別府が初回から仕掛けた。ディフェンスを固める元日本・OPBF・S・ウェルター級王者チャーリーのガードにビッグパンチを振り下ろし、コーナーにチャーリーを釘づけにするシーンを作って会場を沸かせた。
チャーリーは2回から前に出たが、スピードがなく、別府はこれをブロッキングで処理。2ラウンド終了間際、別府が右アッパーを決めると、チャーリーの足元がグラついた。すかさず別府はラッシュするが、ここはゴングとなった。
3回からはチャーリーが前に出て圧力をかけ、別府は足を使いながらカウンター、打ち終わりに反撃するボクシング。チャーリーは別府の攻撃をブロックしてから何度か別府をとらえたが、5回は別府が右をねじ込んでダメージを与え、チャーリーにラッシュをしかけた。
6回以降もチャーリーが前に出て、別府が足を使うという展開が続いた。別府は時折繰り出すビッグパンチは迫力満点だったが、いかんせん手数が少ない。チャーリーも動きが重く、別府をつかまえられずに試合終了。最終スコアは78-74でチャーリー、77-76で別府、残りが76-76だった。
チャーリーは26勝17KO3敗2分。別府は14勝14KO1分。「記録が途切れたのは残念だけど、負けなかったことをプラスにとらえたい。8ラウンド戦えたこともよかった。(効かせた場面で)上下に打ち分けることができなかった。正直負けたと思った」と語った。別府の14連続KOは浜田剛史、渡部あきのり(角海老宝石)の15に次いで歴代2位。
◇54.5キロ8回戦
高橋竜也(ヤマグチ土浦)[引き分け1-0(78-74、76-76×2)]齊藤裕太(花形)
スタミナが自慢の日本バンタム級7位、高橋が2回からピッチを上げた。ジャブを軸にボディ打ち、アッパーを交えたコンビネーションで試合を優位に進めた。日本同級3位の齊藤は6回に盛り返し、終盤は接近戦を展開。齊藤は前に出て時折クリーンヒットを放ち、辛くもドローに持ち込んだ。高橋は26勝18KO6敗4分。齊藤は10勝7KO7敗3分。
◇S・フェザー級8回戦
橋口雄斗(石川・立川)[2-0(77-76、78-75、76-76)]今井勝典(ワタナベ)
橋口が前に出て右ストレート、左フックを狙い、今井がをジャブやアッパーなどをコンパクトに打ち込むボクシング。ともに有功打が少なく、クリンチも多かった。今井は7回に右で橋口をダウン寸前に追い込むが、試合を通して前に出た橋口がわずかに上回った。橋口は8勝5KO3敗1分。今井は5勝8敗3分。
◇70.0キロ6回戦
根本裕也(ヤマグチ土浦)[3-0(57-56、58-56×2)]川端哲也(姫路木下)
2024年10月3日 18時31分
2024年10月3日 11時09分
2024年10月3日 5時40分
2024年10月2日 21時21分
2024年10月1日 15時24分
2024年10月1日 14時42分