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タイトル戦間近のワタナベ勢が合同記者会見

2017年1月25日 16時58分

 タイトルマッチが決定しているワタナベジムの荒川仁人、久我勇作、船井龍一、谷口将隆そして近々タイトル戦が決定する見込みの京口紘人が25日、都内のジムで記者会見を開き、練習を公開した。

左かわ渡辺会長、荒川、谷口、船井、京口、久我

 2月4日(後楽園ホール)で日本S・バンタム級王者の石本康隆(帝拳)に挑む久我は約1年ぶりのタイトルマッチ。前回は王座決定戦でベテラン石本のキャリアと技巧の前に敗れ、「力を出し切れなかった」と悔しい思いをさせられた。

 この1年間は「石本さんを目標にやってきた」というだけに気合十分。パワーでは石本を上回るだけに「前回の映像を見るとがむしゃらだったのは石本さん。今回は気持ちでも上回りたい」と2度目のタイトル奪取に意欲を見せた。

 3月22日(同)日本S・フライ級王者の中川健太(レイS)に挑戦す船井は「カーニバルの発表会以降、中川(2人は都立港工業高校の同級生)とは連絡を取っていない。リングに上がったら友だちとかは関係ない」と戦闘モードのスイッチを入れている。

 船井は2012年にOPBFバンタム級王者ロリー松下、昨年4月に日本S・フライ級王者の石田匠(井岡)に敗れており、これが3度目のタイトル挑戦。過去2度の挑戦はアウェイだっただけに「3度目の正直は東京で決まったので何としても獲ります」と親友からのベルト強奪を宣言した。

京口(左)と谷口は白熱したスパーを披露

 デビュー以来6連勝(4KO)をマーク、IBF同級9位にランクされるサウスポー谷口は4月に関西で日本ミニマム級王座決定戦に出場。WBA14位の小西伶弥(真正)と空位の王座を争う。

 B級デビューから1年でタイトルマッチを迎える谷口は「苦労していないと思われがちだけど、アマチュアで20敗もして苦労してきた」と雑草魂を強調。「小西選手は気持ちとフィジカルが強く、前に出てくる選手だが、そこに飲み込まれないようにしたい」と本来の出入りのボクシングで最初のタイトルを手にする意気込みだ。

 この日の出席者の中で京口だけがタイトルマッチが決まっていないが「近々決まると思う」(渡辺会長)とのこと。デビューから5連続KO勝ちのホープは「次もKOで勝ってお客さんに魅せるボクシングおをしたい。タイトル戦が決まれば一発で獲って、インパクトを残します」とこちらはどこまでも強気だった。

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