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荒川仁人 31日WBO・AP戦「チャンスつかにみいく」

2017年1月25日 16時16分

 今月31日にWBOアジアパシフィック・ライト級王座決定戦に臨む前日本ライト級王者の荒川仁人(ワタナベ)が25日、2月から3月にかけてタイトルマッチの舞台に立つ同門の4選手と都内のジムで開かれた記者会見に出席した。

 これまでに日本王座を2度、OPBF王座を1度獲得しているベテラン荒川は「WBOアジアパシフィックはまだ権威は高くないかもしれないが、獲得すればWBOの世界ランキングに入ることができる。35歳だしチャンスをつかみにいきたい」と同王座決定戦に出場する理由を説明。2013年にアメリカでオマール・フィゲロア(米)とWBC世界同級暫定王座決定戦を争ったサウスポーは、今回の試合を世界再挑戦の足掛かりにするつもりだ。

 対戦相手は当初、ハリケーン風太(カシミ)で決まりかけたが、風太のけがにより同級13位アンソニー・サバルデ(フィリピン)に落ち着いた。サバルデは12勝7KO5敗の戦績ながら「ブンブン振り回してくるタイプで、5敗しているとは思えない」(荒川)という選手。序盤の戦い方がカギになるという。

 荒川はこれまでに地域タイトル(OPBF)に2度挑戦し、08年にランディ・スイコとドロー。11年のジェイ・ソルミアノ戦では2-1判定勝ちながら、2回にダウンを喫し「試合のことは何も覚えていない」と苦しい内容だった。3度目の地域戦の相手もフィリピン人になったが「これも何かの縁。必ず乗り越えたい」とステップアップを誓った。

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