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長井一は金星ならず、ロドリゲスに負傷判定負け

2017年2月5日 15時55分

 日本S・フライ級10位の長井一(ワタナベ=写真)が4日(日本時間5日)、メキシコのカンクンで元WBO・IBF世界ミニマム級王者フランシスコ・ロドリゲスJr(メキシコ)と対戦し、5回負傷負け。アウェイでアップセットを起こすことはできなかった。

 試合は偶然のバッティングにより長井が負傷して試合続行が不可能になった。スコアは3者とも50-43のフルマーク。長井は初回に2度のダウンを喫した模様だ。初の海外遠征で金星ならずの長井は14勝4KO8敗2分。戦績を22勝14KO4敗1分としたロドリゲスはWBC世界S・フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)をターゲットに掲げた。

 同じリングではフランシスコ・ロホ(メキシコ)がWBCライト級1位ダンテ・ハルドン(メキシコ)を5回KOで下す番狂わせを演じた。ロホ(19勝12KO2敗)は5回にハルドンを3度倒してフィニッシュ。WBCラテン王座を獲得した。まさかの敗戦となったハルドンは30勝23KO6敗。

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