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名伯楽ナチョ、チャベスJrのカネロ戦勝利を花道に

2017年2月9日 12時37分

  メキシコの名トレーナーで、国際ボクシング名誉の殿堂入りを果たしているイグナシオ“ナチョ”ベリスタイン氏(77)が決意表明─。今回指導するフリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)が5月6日、宿敵サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)に勝てば、引退すると発言した。スペイン語チャンネルESPNデポルテスの番組で語ったもの。同氏はトレーナーとして55年以上のキャリアを誇る。

 番組の進行役2人、レギュラーのフリオ・セサール・チャベス父と出演したベリスタイン氏はチャベスJrとカネロの一戦を長いキャリアの終点にしたいと話した。そしてこれまで一番うれしかった出来事に愛弟子のフアン・マヌエル・マルケスがマニー・パッキャオとの第4戦でKO勝ちした試合を挙げた。

 またカネロ戦に関しては「フリオ(ジュニア)と私の心配は、コンビネーションが速く、カウンターが取れる相手と戦わなければならないこと。でもフリオはきっと問題を解決してくれるだろう。素晴らしいファイトになる」とアピールしている。

 今回チームには以前マルケスらをサポートしたフィジカル・トレーナーのアンヘル・エレディアが加わる。米国在住の同コーチは他のプロスポーツの選手にステロイドを投与した疑惑で何かとお騒がせな人物だが、腕は立つ。チャベスJrが勝つためのキーパーソンとも見られる。

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