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年間表彰受賞者の話、L・フライ級3王者の反応は?

2017年2月10日 17時21分

  東京ドームホテルで10日、盛大に行われた2016年度年間表彰式には多数のチャンピオンが終結。それぞれ受賞の喜びを語った。なお受賞者のうち、優秀選手賞の高山勝成(仲里)、ホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)、カルロス・クアドラス(帝拳=メキシコ)、努力・敢闘賞の石本康隆(帝拳)は欠席だった。受賞者のコメントは以下の通り。

昨年9月のダブル世界戦で競演した長谷川(左)と山中

最優秀選手賞 山中慎介(WBC世界バンタム級王者=名前が読み上げられると思わずガッツポーズ)
「当日まで(何を受賞するか)わからない表彰式だったのでドキドキした。賞のためにやってるわけじゃないですけど、最優秀選手賞に選んでもらってうれしい。次の試合に勢いがついた(3月2日にV12戦)。昨年9月のモレノ戦はみなさんに喜んでもらえた。目標は圧勝でMVPをもらえるような試合をすること」

技能賞 井上尚弥(WBO世界S・フライ級王者)
「昨年は手ごたえがあったし、3試合できていい経験になった。19歳でデビューしていま24歳。中堅クラスになり、これからも勢いをつけつつ、いい意味で落ち着いたボクシングも見せていきたい。(ローマン・ゴンサレスとの統一戦は)自分としては今年中に実現させたい。年末にできれば。それまで突っ走りたい」

殊勲賞 小國以載(IBF世界S・バンタム級王者)
「(殊勲賞を)いただけると思っていなかったのでうれしい。(けがの回復具合は)あと1、2か月で打てるようになると思う。今年はひとつでも多く防衛できるようがんばりたい。得意のパフォーマンス? きょうはまじめにやらなアカンでしょ(笑)」

殊勲賞の小國(右)とKO賞の井岡

KO賞 井岡一翔(WBA世界フライ級王者)
「結果として2試合KOできて、内容も自分が目指す打たせずに打つボクシングに近づいてきていると思う。今年は統一戦だったり誰とやるかが大事。そういう試合がいつ決まってもいいように準備をしているし、実現するようにがんばりたい」

優秀選手賞 田中恒成(WBO世界L・フライ級王者=雪の影響で新幹線が遅れ、途中から出席)
「去年は世界戦が1試合だけだったけど、大みそかにいい勝ち方ができて自信になった。今年一番の目標は統一戦。田口選手と統一戦がしたい。八重樫選手? もちろんやりたいです」

優秀選手賞 田口良一(WBA世界L・フライ級王者)
「大みそかの試合(ドロー防衛)は納得していないので、今年はいい練習をしていい試合をしたい。このクラスは日本人チャンピオンが3人いるので統一戦をやりたい。みんなも見たいと思うので。田中選手? 自分もやりたいです。もしやるなら自分としては打ち合いたい。八重樫選手? 機会があれば、はい」

優秀選手賞 八重樫東(IBF世界L・フライ級王者)
「去年はアクシデントがありながらも生き残れたのが一番。田中選手? 田中くんは強いのでやりたくない…。暫定チャンピオンがいるので、まずはそれをやっつけないと始まらないです。ガニガン・ロペス(WBC同級王者)はやりたいですね」

左から八重樫、田口、田中、統一戦は実現するか?

優秀選手賞 河野公平(元WBA世界S・フライ級王者)
「(進退については)まだ考えている。5月に香港で試合という話をもらったけど、すぐに答えを出さなくてはいけなかったのでそれは断った。体は動かしています。(表彰式で以前対戦した亀田興毅と会って)現役続けるんですか? がんばってくださいと言われました」

特別功労賞 長谷川穂積(前WBC世界S・バンタム級王者)
「去年は世界チャンピオンに返り咲けて、賞をもらえてうれしい。今後はボクシングをあまり知らない人が、ボクシングを身近に感じてもらえるようなスポーツにしていきたい。今年の目標? 現役復帰です!(笑)」

女子最優秀選手賞 藤岡奈穂子(前WBO女子世界バンタム級王者)
「3月13日に4階級制覇をかけた試合(WBA女子世界フライ級王座決定戦)が決まった。女子ボクシングが少しでも盛り上がるような派手な試合をしたい。5階級目もいけると思ってもらえるような試合をします」

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