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小國以戴が赤穂市に凱旋、地元後援会も発足

2017年3月1日 1時28分

  昨年の大みそかのIBF世界S・バンタム級タイトルマッチで無敗の怪物、ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)に判定勝ち、新王者に就いた小國以戴(ゆきのり、28=角海老宝石)が28日、故郷の兵庫県赤穂市に凱旋、市民から熱烈な歓迎を受けた。

約400人が集まった祝勝会で乾杯する小國親子

 赤穂浪士で知られる赤穂市。戴冠を機に「義士魂☆小國以戴後援会」が結成され、後援会主催で午後6時から市民会館で祝勝会が開かれた。約400人が出席、さくら子ども学園の小学生らに先導されて入場した小國は必勝を祈願した市内の大避神社、赤穂八幡宮、大石神社の宮司らから花束を受けた。

 大塩純市後援会長、明石元秀市長らから「おおみそかは義士魂を発揮してくれ、大いに勇気付けられ、感動した。3年間はチャンピオンを守ってほしいし、防衛戦はみんなで応援していく」と激励のあいさつがあり、小國は「みなさんの声援、応援があったからこそがんばることができました。防衛戦に向けてしっかり練習を積んでいきます」と決意を述べた。小國、父誉幟範(よしのり)さん、母佐栄子さんが園児から祝福の花束を受けた。

 この日、市役所前での歓迎セレモニーの後、小國は母校の赤穂中学校でボクシングに打ち込んでいる体験を講演した。「勝つか負けるかわからないが、1パーセントでも勝つ可能性があることを信じてがんばった。最初からあきらめてしまえば可能性は0パーセント」と世界戦に臨んだ決意を披露。「何事でも可能性を求めてがんばります」と後輩たちが寄せた感想文が会場で披露された。

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