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井岡一翔がノクノイとV5戦、4.23大森将平とダブル

2017年3月8日 17時19分

  井岡ジムの井岡一法会長は8日、大阪市浪速区のジムでWBA世界フライ級王者、井岡一翔(27=井岡)の5度目の防衛戦を4月23日、エディオンアリーナ大阪で開催すると発表した。相手は世界初挑戦の同級2位、ノクノイ・シットプラサート(30=タイ)。大森将平(24=ウォズ)がWBO世界バンタム級王者、マーロン・タパレス(24=フィリピン)挑む一戦とのダブル世界戦となり、TBS系列で放映される。

井岡(左)は勝てば世界戦14勝目をマークする

 ノクノイは66戦62勝38KO4敗の戦績で、12年間負けなしの61連勝をマークしている豊富なキャリアのファイター。「楽な試合ではないと思うが、しっかりディフェンスして、後半に仕留めたい」と井岡は難敵相手に動じる様子はまったくない。

 昨年の大みそかの暫定王者、スタンプ・キャットニワット(18=タイ)とのV4戦は2回に右を受けてダウンを喫した。しっかり立て直してボディ攻撃で動きを止めて、計算通りに相手を弱らせ、7回にTKOで3連続KO防衛。卓越した技巧でダメージを与え続ける「TKO王者」君臨を見せつけた。

「前回の試合のダウンは明らかに打ち終わりのディフェンスの判断ミス。油断もあった」と井岡。一発被弾したが、この後は相手のパンチの軌道を読み切り、打たせないボクシングを貫いて、ボディ連打で仕留めた。

「世界には強い選手がいるので、さらにディフェンスを高めていくのが、今回の課題」とした井岡は「この階級でやり残すことがないよう、統一戦を目指して、しっかり5度目の防衛を果たしたい」と年末のターゲットにしているWBO世界フライ級王者、ゾウ・シミン(中国)戦に向けての意欲も明らかにした。

 今回、勝利すれば具志堅用高(協栄)がマークした世界戦勝利「14」に並ぶ。「やっている限りは記録を残したい。具志堅さんに並ぶのは光栄なことなので、しっかり気を引き締めて戦いたい。応援していただいている方々に喜んでいただけるような、格の違いをみせるボクシングをして、連勝はストップさせますよ」と自信たっぷりに語った。

 井岡会長は「タフな印象がする相手。振ってくるので、ディフェンスをしっかりして、中盤から後半にかけてKOを狙っていく。明日9日から和歌山・白浜で4日間の走り込みキャンプで下半身を鍛えて、3人のパートナーと100ラウンド近くのスパーリングで仕上げていきたい」と今後のプランを明らかにした。

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