日本ユース初代王者決定戦トーナメント開催
2017年3月24日 22時19分
2017年3月24日 18時00分
3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(ベネズエラ=帝拳)が25日(日本時間26日)、英マンチェスターで前WBAライト級王者、アンソニー・クローラ(英)との再戦に臨む。ふたりは昨年9月に今回と同じ会場(マンチェスター・アリーナ)で対戦し、リナレスが激闘を制してWBA王座を獲得し、WBCからはダイヤモンド王者に認定された。WOWOWでこの試合のゲスト解説を務める元WBC世S・フェザー級王者の三浦隆司(32=帝拳)がWOWOW独占インタビューに答えた。
■リナレスは自分がやった中でダントツに速い!
――三浦選手はリナレスとスパーリングをしたことはありますか。
昔、自分が世界チャンピオンになる前に一度だけやったことがあります。ものすごく速くてパンチが見えませんでした。試合だったらダウンしていたかもしれないというほどの右ストレートを食いました。
左ジャブは速いし上下の打ち分けも巧みで、とにかく技術レベルは高いですね。どのパンチが飛んでくるか予想できないんです。これまで自分が対戦した相手と比べてもダントツで速いです。
――三浦選手は過去に3度、リナレスと同じ日に試合をしていますが、ご存知でしたか。
自分のデビュー戦(03年7月)のとき、リナレスも出ていたことは印象に残っています。すでにリナレスは有名だったし、その選手と同じイベントに出られるので嬉しかったという記憶があります。
自分の試合が終わってから着替えてリナレスの試合を見ましたが、すごく強かった。すごい選手がいるんだなと思いました。(あとの2戦は04年8月と09年10月)そうやって一緒のリングで戦ってきたりしているので、リナレスのことは自分のことのように思って応援しています。
――昨年9月のリナレス対クローラの初戦は見ましたか。
見ました。クローラがガードを固めてプレッシャーをかけていったけれど、リナレスがコンビネーションでポイントを奪っていきました。敵地での試合でしたが、はっきりリナレスが勝ったと思いました。
――勝因は?
プレッシャーをかけられても冷静にコンビネーションで応戦していたし、まずメンタル面が強くなっていると思いました。それにフィジカルも強くなっていると感じました。
――リナレスはベネズエラ出身ですが、17歳で日本でデビュー。その後はメキシコやパナマ、アルゼンチン、アメリカ、イギリスと数多くの国で戦ってきました。
本当に逞しいと思います。いろんな国で戦って、いまは統一チャンピオン。尊敬するチャンピオンのひとりです。
■リナレスのカウンターとコンビネーションに注目
――初戦に続いてリナレスは今回も相手の地元に乗り込んで戦うわけですが、注意する点があるとしたらどんなところでしょうか。
際どい判定になると相手側の方が有利になると思うので、たとえばダウンを取って誰が見ても勝ちだという大差をつけるか、KOで終わらせる必要があると思います。
――今回の再戦、三浦選手はどんな展開を予想しますか。
前回と同じようにクローラがガードを固めてプレッシャーをかけてくると思いますが、今回はリナレスがカウンターかコンビネーションを決めて倒してしまうんじゃないかと思います。リナレスの右が決まれば立ち上がれないでしょう。それだけのパンチを持っています。今回はそれが当たるんじゃないかと思うし、期待もしています。
――リナレス選手にメッセージを。
必ず勝って防衛してください。応援しています。ボンバー!
試合の模様は26日(日)午前4時ごろからWOWOWメンバーズオンデマンドで先行ライブ配信されるほか、27日(月)午後9時からWOWOWライブで放送される。
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