日本&OPBFヘビー級王者でWBO13位にランクされる藤本京太郎（角海老宝石）が5月8日、後楽園ホールでヘルマン・パーセル（豪）とOPBF王座の防衛戦を行うことになった。

　藤本は1月、ウィリー・ナッシオ（豪）を下して日本人初のOPBFヘビー級王座を獲得。今回が初防衛戦となる。今月に入り、日本ミドル級暫定王者の胡朋宏（横浜光＝5月1日に正規王者･西田光と対戦）にスパーリングで胸を貸すなど、精力的にトレーニングに励んでいる。

　パーセルは11勝5KO5敗の22歳。サモア出身でパワーが自慢というが、藤本（16勝8KO1敗）がキャリアでは上回る。WBO13位につける藤本はWBO王者ジョセフ・パーカー（ニュージーランド）への挑戦を希望しており、まずはパーセル戦で力の差を見せつけたいところだ。

　アンダーカードには角海老勢が多数出場。1月の移籍第1戦で敗れた元日本･OPBFウェルター級王者の渡部あきのりがマキシ・ナハク（インドネシア）とS･ウェルター級8回戦。日本ミドル級1位の福本祥馬、日本S･バンタム級1位の中川勇太はそれぞれタイ人選手と8回戦を行う。