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大石豊がOPBF王座陥落、9点差リード守れず

2017年4月23日 1時20分

 井岡弘樹ジム主催の「第2回チャンプファイト」はOPBF・S・ウェルター級タイトルマッチ12回戦をメインに22日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で行われ、チャンピオンの大石豊(32=井岡弘樹)が2回にダウンを奪うなどリードしていたが、終盤に動きが止まり、同級9位、ラーチャーシー・シットサイトーン(31=タイ)に12回TKO負け、初防衛に失敗した。

大石はまさかの逆転負け

 大石はたんかでリングを下り、救急車で同市大正区の多根総合病院に運ばれた。一時意識不明だったが、回復した。セミのOPBF女子S・フライ級王座決定8回戦は同級1位、ぬきてるみ(28=井岡弘樹)が同級2位、ノーンブア・ルークプライアリー(26=タイ)を左右フックで圧倒、3回TKO勝ちして2度目の挑戦でOPBF女子のタイトルを獲得した。

◇OPBF・S・ウエルター級タイトルマッチ
ラーチャーシー・シットサイトーン(31=タイ)[TKO12回1分36秒 ]大石豊(井岡弘樹)
 大石が終盤に動きが止まり、挑戦者ラーチャーシーの反撃を止めることができず、初防衛に失敗した。大石は2回に右ストレートをダウンを奪う、上々の滑り出し。ボディフックも連打してラーチャーシーを後退させた。8回の公開採点では最大9ポイント差もつけていたが、タフなラーチャーシーのスイッチを交えたショートパンチを被弾。足の動きが極端に止まった。

 12回にパンチを浴びてダウン。立ち上がったが、コーナーを背にして乱打を浴びて、主審が試合を止めた。ラーチャーシーは11勝7KO4敗。大石は14勝7KO6敗。試合後、大石は意識がなく、救急車で病院に運ばれたが、JBC関西事務局によると、意識を回復、頭部手術の必要はなかったという。

ぬき(右)は悲願のタイトル獲得

◇OPBF女子S・フライ級王座決定8回戦
ぬきてるみ(井岡弘樹)[TKO3回1分24秒]ノーンブア・ルークプライアリー(タイ)
久高寛之(仲里)[TKO5回1分14秒]スックサン・シットジャック(タイ)

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