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ジョシュアvsクリチコあすゴング、オッズ王者有利

2017年4月29日 9時05分

 29日(日本時間30日)ロンドンのウェンブリー・スタジアムでゴングとなるヘビー級タイトルマッチの計量が28日行われ、IBF王者アンソニー・ジョシュア(英)が250.1ポンド(113.44キロ)、挑戦者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)が240.4ポンド(109.04キロ)をマークした。試合は空位のWBA王座もかけられる。

メガファイトの模様は世界150カ国に放送される

 18勝18KOのパーフェクトレコードを誇るロンドン五輪金メダリスト、27歳のジョシュアは「私はクリチコを憎んでもいないし、嫌いでもないが、私は彼を倒す」と宣言。64勝54KO4敗の41歳、クリチコは「彼はこのようなクオリティーのファイトをまだ経験していない。50-50の試合。両者に勝つチャンスがある」とベテランらしくコメントした。

 英大手ブックメーカー、ウィリアムヒルは、ジョシュアの勝利に1.44倍、クリチコの勝利に3.00倍のオッズをつけている。ジョシュアのKO勝ちが1.61倍、クリチコのKO勝ちが4.50倍、ジョシュアの判定勝ちが7.00倍、クリチコの判定勝ちが8.00倍。いずれも若きチャンピオンが優勢だ。

真の新旧交代なるか

 アンダーカードでは、元WBA世界S・バンタム級王者スコット・クイッグ(英)はビオレル・シミオン(ルーマニア)とIBFフェザー級挑戦者決定戦を行うほか、ロンドン五輪金メダリストのケイティー・テイラー(アイルランド)、ルーク・キャンベル(英)が出場する。

 ウェンリー・スタジアムに記録となる9万人の観衆が集まる試合の模様は世界150カ国以上で放送されるとのこと。日本ではWOWOWライブで午前6時から生中継される。Photos:Esther Lin/SHOWTIME

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