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上原拓哉WBCユース王座V1、デビューから12連勝

2017年5月7日 18時15分

 WBCユース・フェザー級タイトルマッチ10回戦が7日、メルパルク大阪の「APLLO KO Live」で行われ、チャンピオンの上原拓哉(21歳=アポロ)が挑戦者ノーンディア・ソーンバカル(22歳=タイ)に6回2分6秒TKO勝ち。同王座の初防衛に成功するとともに、デビューからの連勝記録を12(7KO)に伸ばした。

この日の上原(左)は積極性が光った

 サウスポーの上原は初回から積極的なボクシング。これまでの試合に比べて格段に手数が多く、左ストレート、左右のボディブローでノーンディアにプレスをかけていった。ノーンディアは右フックを打ち下ろして状況を打開しようとしたが、上原が完全に優勢。4回を終わって王者が40-36×3でリードした。

 試合をワンサイドにした上原は4、5回と連打で挑戦者に迫り、6回もノーンディアをロープに詰めて畳みかけると、ロープにもたれかかったタイ人に主審がダウンを宣告。再開後、上原がラッシュしてノーンディアがくの字になったところでストップとなった。

沖縄の同学年、世界挑戦の比嘉大吾にエール

 上原は「今日は防衛とかは考えず、最初から打っていこうと思った。狙いすぎるとことが反省点。まだ大きなことは言えないので、一つひとつ課題をクリアしていきたい」と謙虚にコメントした。ノーンディアは17勝4KO13敗。

 また、20日に有明コロシアムでWBC世界フライ級王座に挑戦する比嘉大吾(白井・具志堅S)とは同学年で同じ沖縄出身。上原が南風原高、比嘉が宮古工高と学校は違うが、アマの奥武山ジムで一緒に練習したことがあり、現在でも親交がある。友人の世界挑戦の前にタイトル防衛を成功させた上原は「比嘉にはぜひ世界を獲ってほしい」とエールを送った。

稲田修蔵がアマ出身の宮本知彰を5回KO

 セミに登場したアポロジム期待の元関西学院大主将、デビューから3連続KO勝ちの宮本知彰(アポロ)は56.6キロ6回戦で稲田修蔵(本橋)に5回1分43秒TKO負け。プロ4戦目で初黒星を喫した。

 2回に右フックでダウンを奪うなどパンチのあるところを見せた稲田は昨年9月、西日本新人王決勝で引き分けて以来のリングで勝利。戦績は5勝3KO1分で無敗をキープした。

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