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暫定王者迎える八重樫東、V3戦も激闘になるのか

2017年5月13日 18時21分

 21日有明コロシアムでIBF世界L・フライ級王座3度目の防衛戦を行うチャンピオン、八重樫東(大橋)が横浜市内のジムで練習を公開。暫定王者ミラン・メリンド(比)との本番に向けて好調な動きを見せた。

「ふたを開けてみないとわからない」と八重樫

 ここまでは大したケガもせず順調に仕上げてきたという八重樫。この日はシャドーの後、松本好二トレーナーとミット打ち、サンドバッグ打ちなど一連のメニューを消化。フットワーク、パンチともにキレがあり、メリンド撃退を期待させた。

 両者は昨年暮れに対戦する予定が、メリンドの試合で負った傷がひどく、八重樫はかわりにサマートレックと戦った経緯がある。大橋秀行プロモーターは「今回はお互い万全なので、好勝負になると思う」と試合をアピール 。続けて「互いに距離を取ったらいいボクシングができるだろうが、最後は八重樫の得意の激闘になる。そうしないと勝てない相手」と会長の顔に戻って語った。

リングで相手を感じて戦いたい

「メリンドはまとまったボクシングをする。八重樫にとって崩しやすいのか、そうでないのかは、結局のところ八重樫のコンディションしだい」と言うのは松本トレーナー。ベテラン八重樫の調整を信頼し、サポートに徹する姿勢だ。その八重樫は「フタを開けてみないと分からないけれど、リングでしっかり相手を感じて戦いたい」。

 メリンドについては「すべてでレベルが高い」とあまり具体的な分析はしなかったが、自らがやるべきことをやって臨むというスタンスは今回も変わらない。20、21日の世界戦ラッシュでL・フライ級4団体が日本人王者となる可能性もあるが、「正直21日以降のことは考えてません」と八重樫は目の前のメリンドに集中している。

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