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亀田興が大差判定で7度目の防衛に成功

2013年7月23日 22時42分

 WBA世界バンタム級王者の亀田興毅(26=亀田)は23日、東京ビッグサイトで7度目の防衛戦を行い、同級3位ジョン・マーク・アポリナリオ(23=フィリピン)を3-0(117-109、118-108、119-107)の判定で下し7度目の防衛に成功した。

最終回に左を決めてダウンを奪う亀田

 試合は足を使うアポリナリオを亀田が追いかける展開となった。アポリナリオはフットワークを使いながらジャブや右ストレートを打ち込んだが、パワー不足は明らかだった。対する亀田はフィジカルのアドバンテージを最大限に生かして、アポリナリオにプレッシャーをかけた。5回にはロープに押し込んで連打をお見舞いした。

 亀田のKO防衛も十分ありうると思わせたが、アポリナリオの足は一向に衰えず、亀田に決定打を許さない。10回、亀田の右ショートフックが決まりアポリナリオがダウンを喫するもダメージは最小。亀田は最後までKOを狙い、最終回に左ストレートでダウンを奪って会場を盛り上げた。亀田は31勝17KO1敗。アポリナリオは17勝4KO3敗2分。

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