カーンがスペンスをアシスト、王者ブルックは不快感
2017年5月18日 10時31分
2017年5月17日 22時03分
21日有明コロシアムのダブル世界タイトルマッチで、でIBF世界L・フライ級王者の八重樫東(大橋)に挑む暫定王者ミラン・メリンド(フィリピン)もロドリゲスとともに大橋ジムで練習を公開した。
メリンドは15年5月、王者ハビエル・メンドサ(メキシコ)に挑戦して6回負傷判定で敗れ、そのメンドサに八重樫が勝利してIBF王座を獲得。メンドサ戦の敗北を糧に、昨年11月の暫定王座決定戦に勝利して今回の統一戦に駒を進めた。
この試合に向けてのトレーニング期間は5か月におよび、現役時代に日本のリングにも上がったALAジムのチーフトレーナー、アラ・ビラモア氏の指導のもと、7人のパートナーと100ラウンド以上のスパーリングを敢行。打倒八重樫に燃えるメリンドは「スタミナがアップして、実力も上がった」とまずは万全の準備に胸を張った。
スタイル的には、本人が「戦略的に賢く戦えるのが私の強み」と言うように、相手を引き込んでカウンターを合わせるタイプで、左フックやアッパーが得意な選手だ。松本好ニトレーナーは「日本人にはないアングル、タイミングでくるアッパーを打ってくる」と警戒する。
八重樫について「3階級制覇をしていて尊敬している。打たれ強い、強靭なボクサー」としてながらも、自分が勝っている点は「精神的な強さだ」と断言。キャリアを通じてKO負けがなく、激闘王との勝負に自信を見せた。
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