ベルチェルトvs三浦隆司、7.15フォーラムで挙行
2017年5月18日 16時43分
2017年5月18日 16時38分
18日、東京・九段下のホテルグランドパレスではWBCフライ級&L・フライ級戦の会見も行われ、無敗挑戦者の比嘉大吾(白井・具志堅S)と拳四朗(BMB)が決意表明した。
「(挑戦は)素直にうれしいです。具志堅会長に憧れてボクシングを始め、いまこうして世界の舞台に立てていることを感謝します」
――WBC世界フライ級王者フアン・エルナンデス(メキシコ)に挑戦する比嘉は本番が明後日に迫り、この日あらためて感謝の念を言葉にした。
比嘉「捕まえられないとチャンピオンになれない」
フットワーク、スイッチを駆使するテクニシャンタイプのエルナンデスに対し、身上の攻撃的ボクシングを貫く覚悟だ。「捕まえられないとチャンピオンになれない」と挑戦者は強い決意を語った。
エルナンデスもそれは承知で「賢く戦いたい」と言う。チャンピオンとしての 立場を強調するエルナンデスだけに、比嘉の真価が問われる。 「アマで実績もない自分をジムに入れてくれた。会長にはタイトルを獲って感謝を伝えたい」と比嘉。「とても重要な試合だ。タイでKOで奪ったタイトル、これは必ずメキシコに持って帰る」とエルナンデス。互いに必勝宣言で、会見を締めくくった。
一方、WBC世界L・フライ級王座に初挑戦する拳四朗(BMB)はこの日もマイペース。「緊張は特にしてません」と言いつつ「当日は気合いを入れて絶対に勝ちます」と宣言した。続けて「いつも通り、僕のボクシングをして圧勝する」と予告するのだから、大胆な挑戦者だ。
拳四朗はマイペース
この拳四朗の挑戦を受けるチャンピオン、ガニガン・ロペス(メキシコ)も自信満々。前回の来日時 は挑戦者の立場だったが、王者になって再登場して「世界チャンピオンがどういうものかを見せたい」と言ったものだ。「世界チャンピオンとしてメキシコに帰る」と王者の貫禄を漂わせた。
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