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渡部大介がOPBF8位下す、元新人王コーチ義人が復帰

2017年6月3日 20時55分

「DANGAN184」が3日、後楽園ホールで開催され、メインの56.0キロ契約8回戦は、日本S・バンタム級3位の渡部大介(ワタナベ)がOPBF・S・フライ級8位ジュン・ブラゾ(比)に3-0判定勝ち。スコアは78-75、79-73、80-72だった。

渡部(右)は一発当ててから連打につながらなかった

 ブラゾは昨年11月、世界ランカーの江藤光喜(白井・具志堅S)と対戦し、8回TKOで敗れたものの、江藤からダウンを奪うなど善戦した選手。渡部はブラゾのビッグパンチに注意を払いながら、序盤からタイミングのいい右、左フックを打ち込み、近づいては左ボディブローを放って試合を優位に進めた。

 渡部は終始キビキビとした動きで有効打を重ね、大きな見せ場は作れなかったものの、最終回はブラゾにダメージを与えて勝利。渡部は6勝3KO2敗。ブラゾは7勝6KO3敗3分。

コーチ(右)は練習を再開して10か月だった

 セミでは2010年の全日本S・バンタム級新人王、コーチ義人(角海老宝石)がグレン・メデュラ(比)に5回TKO勝ち。4年10か月年ぶりの復帰戦を飾った。ストップがかなり不満そうだったメデュラは3月、両国の岩佐亮佑(セレス)戦に続く連敗。

左から仲里会長、復帰した周磨、世界王者の田中

 元OPBF・S・バンタム級王者、仲里繁会長を父に持つ仲里周磨(ナカザト)は15年の全日本新人王フェザー級決勝で引き分けて以来、1年7か月ぶりのリング。右拳の手術後、リハビリで世話になった畑中ジムのWBO世界L・フライ級王者、田中恒成が見守る中、2回TKO勝ちで復帰戦を飾った。6勝5KO1分で無敗もキープ。

 また、この日B級デビュー戦を迎えた神奈川・武相高出身の石澤開(M.T=アマ戦績28勝14敗)タイ人選手にTKO勝ち。同じくデビューの元日体大ボクシング主将、遠藤清平(RK蒲田=アマ戦績42勝18敗)はタイ人選手の右カウンターに沈んだ。

◇フェザー級6回戦
コーチ義人(角海老宝石)[TKO5回2分16秒]グレン・メデュラ(比)

◇S・バンタム級6回戦
宇津見義広(ヨネクラ)[KO3回2分59秒]ジョージョー・ゲーオクワンリゾート(タイ)

◇S・フェザー級6回戦
仲里周磨(ナカザト)[TKO2回2分53秒]サン・サックナロン(タイ)

◇フェザー級6回戦
セーリチャイ・ノンピタヤーコム(タイ)[TKO1回3分1秒]遠藤清平(RK蒲田)

◇54.5キロ6回戦
水谷直人(KG大和)[TKO4回1分42秒]カンペーンペット・ゲーオクワンリゾート(タイ)

◇48.5キロ6回戦
石澤開(M.T)[KO2回1分3秒]ポンサポン・シットサイトーン(タイ)

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