坂本博之会長の本発売、亀田興毅氏AmemaTV再び
2017年6月23日 17時26分
2017年6月23日 15時27分
超人的なカムバックでボクシング史に名を残した元世界王者ビニー・パジェンサの実話を基にした映画『ビニー/信じる男』が7月21日よりTOHOシネマズシャンテほかで全国公開される。
米ロードアイランド州出身のパジェンサはIBFライト級王座を獲得したあと、91年10月にWBA世界J・ミドル級王者となるが、その1か月後に自動車事故にあい、頸椎が2本折れる瀕死の重傷を負う。医者には「二度と歩けない」と言われるほどのけがだったが、パジェンサは再びリングに上がることを決意。再起不能と思われた元王者は、壮絶なリハビリをへて、事故から1年1か月後に奇跡のカムバックをはたした。
その後は、ロベルト・デュラン、ロイ・ジョーンズJrらと対戦するなど戦歴を重ね、04年の試合を最後に50勝30KO10敗の戦績を残して引退。現在54歳で存命のパジェンサは製作にあたってアドバイスをし、できあがった映画を観て「涙が止まらなかった」と明かしている。
映画はアカデミー賞監督の巨匠マーティン・スコセッシが製作総指揮、『マネー・ゲーム』のベン・ヤンガーが脚本、監督を務めた。主役のビニー役は、アカデミー賞候補となった『セッション』で名を挙げたマイルズ・テラーが熱演。トレーナーのケビン・ルーニー役はアーロン・エッカートが演じた。
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