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IBFが大毅×ゲレロで決定戦を通達

2013年6月11日 19時53分

 IBF(国際ボクシング連盟)は、S・フライ級王者だったフアン・カルロス・サンチェス(メキシコ)が先週土曜日8日、指名挑戦者ロベルト・ドミンゴ・ソーサ(アルゼンチン)を退けながらも、体重オーバーがあったとして王座をはく奪した。これにともない10日、空位となった王座をランク3位亀田大毅(亀田)×4位ロドリゴ・ゲレロ(メキシコ)の間で争うよう両陣営に通達した。

 
亀田大毅

ESPNドットコムによると、IBFのリンゼイ・タッカー(選手権委員長)から指令を受けたのは、亀田サイドがメキシコのザンファー・プロモーション、ゲレロ側がニカラグアの重鎮リカルド・リッソとなっている。しかしゲレロがザンファーの選手で、亀田家が先月、和毅の世界戦交渉でニカラグアのリッソ氏と関係を持ったことから、この組み合わせは逆だと推測される。今のところ日時、開催場所は未定。入札により興行権が決定する可能性もある。

ロドリゴ・ゲレロ

 25歳のゲレロはこれまで19勝12KO4敗1分。2011年10月、ラウル・マルティネス(米)に6回負傷判定勝ちで同じIBF・S・フライ級王座獲得。昨年2月、初防衛戦でサンチェスに0-3判定負けで無冠に。サウスポーのボクサーファイターで、ニックネームはガティート(子猫)。メキシコシティが地盤でマルコ・アントニオ・バレラ・チームにサポートされる。

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