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福本が東洋太平洋2位に判定負け

2013年7月30日 21時54分

福本(右)は力を発揮できなかった

◇フライ級8回戦
クリス・ポリーノ(比)[2-1(77-76、76-78、77-76)]福本雄基(三迫)
 OPBF2位のポリーノはワンツーを主体にしたサウスポー。鋭い踏み込みから思い切りよく左を振りおろした。ポリーノを警戒したのか、日本5位の福本はなかなか攻撃の姿勢を見せられずじまい。両者ともに効果的なパンチを出せないまま試合が終了した。

斉藤(左)は藤中を退ける

◇ウェルター級8回戦
斉藤幸伸丸(輪島功一S)[6回2分46秒負傷判定3-0(59-56、59-55、58-55)]藤中周作(金子)
 日本3位の斉藤がボディブローをうまく使って立体的に藤中を攻撃した。藤中は決定打を許さなかったものの、斉藤のキャリアが勝った印象。6回に偶然のバッティングで斉藤の左目上部が切れて試合が終わった。斉藤は5回にローブローで減点1。

◇S・フライ級8回戦
戸部洋平(三迫)[3-0(77-75、77-73、78-72)]阿知和賢(ワタナベ)
 阿知和はいつも通りむしゃらに前に出るボクシング。初回に右を当ててチャンスを作ったが、2回からは日本1位の戸部。頭から突っ込んでくる阿知和に手を焼きながらも右ストレートやアッパーを有効にヒットさせた。阿知和は5回と8回にヘッドバッティングで減点1。

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