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川口裕vs坂本英生、大阪のランカー対決はドロー

2017年8月11日 23時54分

 グリーンツダジム主催の「第12回クラッシュボクシング」は11日、大阪府枚方市の市立総合体育館で開かれ、メインのS・バンタム級8回戦は、元OPBFバンタム級王者で日本同級5位、川口裕(グリーンツダ)が同級11位の坂本英生(フジタ)と三者三様の引き分けに終わった。セミのウェルター級8回戦は、枚方市出身の日本同級4位、矢田良太(グリーンツダ)の強打がさく裂、タイ人選手に1回にKO勝ちを飾った。

後半は坂本(左)が追い上げたが、川口も粘りドロー

 アンダーカードの女子ミニ・フライ級6回戦は、現役女子高校生の小村楓香(グリーンツダ)が1回、一村更紗(堺東ミツキ)に右ショートストレートを決めてダウンを奪ったものの、詰めきれず3-0の判定勝ちでデビュー以来5連勝2KOをマーク。年内に後楽園ホールで予定される初代同級王者決定戦で、こちらも無敗の矢吹純(協栄)と対戦することになった。

◇S・バンタム級8回戦
川口裕(グリーンツダ)[1-1(77-76、76-77、76-76)]坂本英生(フジタ)
 立ち上がりは川口のペース。1回、右ストレートをヒットして、坂本の左目上を切り裂いた。2回にもパンチの交換で川口の左フックがヒット、ボディパンチも決まった。坂本はジャブを受けながらもしつように前進を続けて、右フックを合わせ、川口を脅かせた。

 4回、坂本は川口をロープ際に追い込み、右アッパーをヒット。これを境に川口の攻勢がストップ。川口は後退するシーンが多くなり、急激に手数が少なくなった。勢いづく坂本はボディからの上下の打ち分けでポイントを重ねて、前半の劣勢を挽回。8回は終始攻めたものの、川口がなんとかクリンチでしのいだ。川口は4回に受けたアッパーでアゴの骨を痛めていたようで、ランカー対決はドロー採点となった。川口は26勝13KO8敗1分、坂本は17勝5KO4敗4分。

タイ人選手を圧倒した矢田(左)

◇ウェルター級8回戦
矢田良太(グリーンツダ)[KO2回1分34秒]デンヤーソー・シットクルーマック(タイ)

◇ライト級8回戦
前田紘希(グリーンツダ)[引き分け1-1(77-76、76-77、77-77)〕山口祥吾(唯心)

◇女子ミニ・フライ級6回戦
小村楓香(グリーンツダ)[3-0(58-55、59-55×2)]一村更紗(堺東ミツキ)

◇51.3キロ6回戦
那須亮祐(グリーンツダ)[引き分け1-1(58-56、57-58、58-58)]多田雅(TI山形)

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