亀海喜寛が米国入り、機内1時間睡眠で時差対策万全
2017年8月21日 16時28分
2017年8月21日 16時04分
24歳以下の選手が王座を競う日本ユース初代王座決定戦トーナメントの決勝が22、23の両日、後楽園ホールで開催される。あす22日は4階級で決勝が行われ、出場8選手が前日計量をクリアした。
フェザー級で王座を争うのは溜田剛士(ヨネクラ)と小坂烈(真正)。溜田は今月中に54年の歴史に幕を閉じる名門ヨネクラジムのラストファイトという大役を担う。
ヨネクラジム54年の歴史に幕、有終の美なるか
既に大橋ジムに移籍の決まっている溜田は同ジムの細野悟、松本亮、さらにはWBO世界フェザー級4位のゼネシス・カシミ・セルバニア(カシミ)ら実力者とスパーリングをしてディフェンスと左を強化。「プレッシャーはあるが、54年の最後に負けるわけにはいかない」と言葉に力を込めた。
一方、5月の準決勝でアマ国体2位の実績を持つ佐川遼(三迫)にTKO勝ちして決勝進出の小坂は「ベルトに興味はない」と言い放ちながら「ちょっとでも名前を売るにはいい機会」と不敵な表情。「熱くなってはダメ。クールにいく」と静かに闘志を燃やした。
S・フライ級は日本同級3位の田之岡条(小熊)と日本フライ級9位の山下賢哉(白井・具志堅S)によるランカー対決。両者は15年2月に対戦して、サウスポーの田之岡が好戦的な山下をさばいて判定勝ちしている。
メインは山下vs田之岡、ヤンキーvsパンピー!?
既にツイッターなどで“前哨戦”を繰り広げている両者だが、田之岡は「強いヤンキーと強いパンピーの戦い。タイプ的に対照的な2人」と涼しい顔。「彼に勝って日本ランク入りしたときから照準は日本チャンピオンです」と“通過点”を強調した。
パンチパーマがトレードマークの山下は4月にジムを移籍して「移籍したその日がボクシングを始めた日」と思うくらい、新たなことを吸収する日々を送る。特に野木丈司トレーナー指導のキャンプでは「走りすぎてすね毛が濃くなった」と真顔ですねを披露。下半身が強化されたことは間違いない。
あすの日本ユース初代王座決定トーナメントの決勝カードは以下の通り(すべて8回戦)。なお、現時点で日本ボクシングコミッションは同王座を承認・認定していない。
◇S・フェザー級 石井龍誠(伴流)vs三瓶数馬(協栄)
◇ライト級 富岡樹(REBOOT)vs粕谷雄一郎(石川ジム立川)
◇フェザー級 溜田剛士(ヨネクラ)vs小坂烈(真正)
◇S・フライ級 田之岡条(小熊)vs山下賢哉(白井・具志堅S)
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