メイウェザーvsマクレガー、WBCが“マネーベルト”
2017年8月24日 16時14分
2017年8月24日 9時41分
山中慎介(帝拳)のV13を阻み、WBC世界バンタム級王座に就いたルイス・ネリ(メキシコ=22)がドーピング検査で違反薬物の陽性反応─。23日(日本時間24日)マウリシオ・スライマンWBC会長が発表した。
この検査は今月15日、京都で行われた山中戦の前にWBCがVADA(ボランティア反ドーピング協会)に依頼して実施したもの。対象は各チャンピオンと各階級ランキング上位15位までの選手。検査で検出されたのはジルパテロルという物質で、家畜の体重を増やす作用や人間の頭痛を和らげる効果があり、メキシコのアスリートたちの間ではよく使用されているという。
近年では複数階級王者のエリク・モラレスや前WBC世界S・フェザー級王者フランシスコ・バルガスから検出された。バルガスのケースは昨年オルランド・サリドとの防衛戦の前で、試合は無事行われた。バルガスは食べた牛肉に偶然この物質が混入していたとされる。
スライマン会長は検査の続行を指示。“Bサンプル”の分析を通告した。同氏は「メキシコでは多くの(摂取の)ケースがある。同時にアメリカで飼育された牛がこの物質が入った餌を食べたのかもしれない。アメリカと国境を接するテイファナに住むネリがその肉を食べたこともありうる」と語る。
しかし再検査の結果によっては、ネリの王座剥奪、試合が無効試合に変更される可能性も指摘されており、再検査の行方が注目される。
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