2017年10月16日月曜日

比嘉に挑戦のマソン「今回もKOできるとは限らない」

 22日のトリプル世界タイトルマッチで、WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(白井・具志堅S)に挑戦する同級5位のトマ・マソン(仏)も都内の帝拳ジムで公開練習を行った。

 初来日で日本のことは「スシしか知らない」というマソンは少し緊張気味。それほど口数も多くはなかったが、どのようなボクサーかを問われると「ディフェンスが得意だ」と即答した。プロ21戦(17勝5KO3敗1分)してダウンが一度もないというから、確かにディフェンスはいいのだろう。

 本人が言うところのディフェンスだけでなく、スタミナ、リーチの長さもマソンというボクサーの長所だ。さらにトレーナーのジョエル・ルブラン氏は「しっかり練習するとこと」と勤勉さも付け加えた。

 パワーでは比嘉に大きく分がありそうだが、マソンもそのことは百も承知で「比嘉の試合はいくつか見たが、攻撃が得意で持久力もある」とチャンピオンを好評価。13連続KO勝ちについては「すごいと思うが、今回もいつものようにKOできるとは限らない」と控えめながらもキッパリ言い切った。

 会見の最後には最前列に座っていた具志堅用高会長がおもむろにフランスパンを取り出し「日本で有名、フランスよりおいしいから」とフランスパンをプレゼント。実直そうなフランス人は「必ず食べます」と嫌がらずにフランスパンを受け取った。