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吉野修一郎が無傷の6連勝、日本ライト級王者に

2017年10月21日 21時29分

  日本ライト級王座決定戦が21日、後楽園ホールのメインイベントで行われ、同級1位の吉野修一郎(三迫)が同級2位のスパイシー松下(セレス)に7回1分23秒TKO勝ち。デビューから6連勝(4KO)で日本王座を獲得した。決定戦は西谷和宏(VADY)の王座返上によるもの。

吉野は7回に曲者の松下を沈めた

 リーチが長く、独特のリズムを持つ松下が ボディ攻撃を軸に吉野に迫る立ち上がり。変則的な松下の動きで両者の身体がぶつかり、クリンチになるシーンも多く、アマ出身の正統派である吉野はやりにくそう。2回に左フックを決めたが、あとが続かなかった。

 それでも吉野は4回に圧力を強め、上下のパンチを散らして松下に迫る。松下も先手でパンチを出して応戦したが、吉野の右を浴びて左目の上をカット。5回は吉野がショートの右や左ボディを決め、松下も右を返したものの、吉野が冷静に流れを引き寄せる。5回を終わっての採点は49-46、48-47×2で吉野のリードと出た。

初防衛戦は2月ごろになる見込み

 リードされた松下は6回に前に出て、パンチを振り回した。しかし、これを冷静にしのいだ吉野は7回、左フック、右を決めて松下をキャンバスへ。松下は何とか立ち上がったが、続く吉野の攻撃で再びダウン。主審が両手を交錯した。

 栃木・作新学院高、東農大で活躍した元アマエリートの吉野はコーナーに駆け上がって喜びを表現。初日本タイトルマッチで敗れた松下は17勝2KO10敗1分。

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