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初防衛の拳四朗、地元で園児たちから“黄金ベルト”

2017年10月27日 9時44分

 逆転の初防衛を飾ったWBC世界L・フライ級王者、拳四朗(25=BMB)が26日、父の寺地永BMBジム会長(53)=元東洋太平洋L・ヘビー級王者=とともに京都府城陽市の高齢者総合福祉施設「ひだまり久世」(石田實理事長)を訪れ、お年寄りから初防衛の祝福を受け、隣接の里の西保育園の園児から手づくりの「黄金ベルト」を贈られた。

園児に祝福され満面の笑みの拳四朗

 拳四朗親子は城陽市在住。22日の試合当日、拳四朗後援会(石田實会長)は110人が試合会場の東京両国国技館にくり出した。衆院選挙の関係で、多くの政治家や行政関係者が参加できない中での大応援団。

後援会長「10回、15回と防衛を」

 挑戦者、ペドロ・ゲバラ(メキシコ)と試合は、4回終了時の採点では0-3で劣勢。しかし、中盤から反撃、ボディ攻撃も威力を増し、応援団の「ケンシロウ」コールを背に2-0の判定勝ちでンベルトを守った。

 この日午後、園児40人、お年寄り20人、後援会員が待つ会場に現れた拳四朗親子は紙吹雪で迎えられた。石田後援会長は「最初は苦戦で、どうなるものかとドキドキしたが、最後は大逆転の勝利で喜びが爆発した。多分、われわれを喜ばせるための作戦だったと思う。初防衛したことは、幕内にようやく上がったレベル。これから10回、15回と防衛を重ね、横綱にまで上がってほしい。城陽、京都、全国の拳四朗として輝いてほしい」と激励。

ヒヤヒヤさせてすいません

 拳四朗は「4ラウンドまでは、ヒヤヒヤさせてすみません。でも、大逆転で盛り上がったので、結果オーライということにしてほしい。次は必ずKO勝ちして盛り上げます」と誓った。

 園児から手づくりのチャンピオンベルトが渡されると「わぁ、2本目のベルトや」とさっそく腰に巻いた。園児から「どれだけ練習したら強くなれますか」など質問も受け「人が見ていないところでも練習をたくさんすること」と笑顔で答えていた。拳四朗の初防衛戦は、11月4日23時からBSフジで放映される。

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