ドネア引退を否定、S・バンタム級転向を示唆
2014年10月20日 18時16分
2014年10月20日 16時09分
あさって22日ゴングとなる「ワールドプレミアムボクシング20 The Real」(東京・代々木第二体育館)の記者会見が20日、九段下のホテルグランドパレスで開かれ、WBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)と指名挑戦者のスリヤン・ソールンビサイ(タイ)、またライト級10回戦で対戦する粟生隆寛(帝拳)とフアン・カルロス・サルガド(メキシコ)の元世界王者2人が出席した。
この日はスリヤン陣営のスチャート・マネジャーが山中を挑発した。まずはグローブチェックで、山中には黒、スリヤンには青のウイニング製グローブが手渡されたが、スチャート氏は山中と同じ黒のグローブを要求。会見後に「公平で平等な試合がしたかっただけ」と言ってのけたが、王者陣営に因縁をつけているような印象を与えた。
さらにスチャート氏は、西岡利晃を相手に4度防衛を成し遂げたウィラポン・ナコンルアンプロモーション、元世界王者シリモンコン・シンワンチャーらを自らが育てた実績を踏まえ「うちのジムは昔からサウスポーに強い選手をたくさん育ててきた。スリヤンは2人に比べても最新の技術を持っている。山中に対しても自信を持って戦える」とコメント。発言でも山中を揺さぶろうと努めた。
一方「グローブ? まあよくあることですけど、(もめているのは)早く終わってほしかったなあと」と軽く流した山中。この日も「(6連続KO防衛の)記録は意識していないけど、KOはかなり意識している。山中がバンタムでナンバーワンだという試合をする」とコメントは力強かった。
元IBF世界S・フェザー級チャンピオンのサルガドを迎える元世界2階級制覇王者の粟生は「サルガドは背が高くて、自分の距離をキープしながら微妙な角度で振ってくる」と相手を分析した上で「相手が強いとテンションが上がる。ライト級でやる以上通らなければならない道で、内容も問われると思う」と元世界王者との“世界前哨戦”に臨む意気込みを語った。
一方のサルガドも「粟生には経験があるが、私も同じように経験がある。ライト級の世界タイトルにつながる試合をしたい」とこちらもやる気満々といった様子だった。試合前日のあす21日は計量が行われる。
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