サリドが地元で公開練習 12.9ローマンと対戦
2017年11月24日 11時33分
2017年11月24日 10時54分
WBAスーパー&IBFヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(英=写真左)とWBO王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド=写真右)の対戦交渉が英国メディアの注目を集めている。4団体統一を目指すジョシュアと、ヘビー級王者としてのポジションを上げたいパーカー。はたして交渉は成立するのだろうか。
交渉は最終段階に入り、試合報酬の配分を巡って攻防が続いている模様。パーカー擁するデュコ・イベンツ社のプロモーター、ダビッド・ヒギンス氏は22日、ニュージーランドで記者会見を開き、試合報酬の比率について35%以上を主張。「統一戦で(一方の王者が)30%はあり得ない。10年に1度のイベントだ」とジョシュア側をけん制した。
ロンドン五輪金メダリストの肩書きを引っさげてプロデビューし、ここまで20勝20KO無敗というパーフェクト・レコードを誇るジョシュア。ウラジミール・クリチコ戦でウェンブリー・スタジアムに9万人を集めたように英国で抜群の人気を誇る。
一方のパーカーは24勝18KO無敗と戦績こそ同等ながら、世界の評価というとことになると、ジョシュアにかなり水をあけられていると言えるだろう。
ジョシュアのプロモーター、エディ・ハーン氏は、パーカーの立場を尊重しつつも「実質的にこの試合のすべての利益をもたらすのはジョシュアだ」と英デイリー・ミラー紙に寄せたコラムでコメント。パーカー側が35%という数字を明らかにしたことに不信感を示しながら、WBO王者側の要求が高すぎる点を指摘した。
試合は来年3月、ロンドンのO2アリーナで開催という話で進められているという。最終的な交渉の行方に注目が集まる。
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