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リゴンドウ体重差克服できるか「世界に証明する」

2017年12月7日 13時13分

 9日(日本時間10日)マジソン・スクエア・ガーデンのザ・シアターで対戦するWBO世界S・フェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)とWBA世界S・バンタム級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)が6日、ニューヨーク市内のジムで練習を公開した。

ペドロ・ディアス・トレーナーとミット打ちのリゴンドウ

 両者ともに2大会連続五輪金メダリストで、究極のテクニシャン対決として注目される一戦。リゴンドウが2階級上げて、どこまで本来の力を発揮できるのか、どこまで体格差を克服できるのかが試合のポイントの一つだろう。

 ESPNによると、リゴンドウは「ロマチェンコがフェザー級のチャンピオンだったときに何度も対戦を打診したが、彼はリングに上がろうとしなかった。いまS・フェザー級で私とリングに上がるのは、それがアドバンテージになると考えているからだろう」と恨み節を口にした。

ロマチェンコにとってもリゴンドウは強敵だ

 こういうところで難くせをつけるあたりはリゴンドウらしいとも言えるが、勝機は十分にあると考えているから2階級アップを受け入れたのだろう。リゴンドウは「彼と対戦するには2階級上げるしかなかった。それでも私がやれるということを世界に証明したい」と発言。ロマチェンコ有利と言われる中、世界を驚かそうとモチベーションは高まっている模様だ。

 両者は試合当日朝に計量し、リミットから8ポンド超の138ポンド以内に抑えることを確認している。稀代のテクニシャン対決まであどわずか。Photos:Mikey Williams/Top Rank

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