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ロマチェンコ迎え撃つリナレス「足が一番大事」

2018年3月19日 17時01分

 5月12日(日本時間13日)ニューヨークのマジソンスクエアガーデン(MSG)で2階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を迎え撃つWBAライト級&WBC同級ダイヤモンド王者のホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)が19日、都内のジムでジムワークを再開した。

ロマチェンコ戦にモチベーションアップのリナレス

 リング誌の全階級を通じたパウンド・フォー・パウンド・ランキングで3位につけるロマチェンコとの対戦が決まったリナレスは「このチャンスはあまり来ないね。MSGは昔からすごくやりたかった。ホントによかった」と強者とのマッチアップを大歓迎した。

 とはいえ“ハイテク”の異名を持つロマチェンコは当代きってのテクニシャンで、リナレスといえどもハードな相手であることは間違いない。「本当に素晴らしい選手で、パンチはないと思うけど、動きが速い」とはリナレスのロマチェンコ評。その上で「今度の試合で一番大切なのは足」と語り、フットワークを試合のポイントに挙げた。

 華麗なフットワークは「ボクもスピードはある」と語るリナレスの武器の一つであることは言うまもでない。その足を生み出す強靭な下半身をつくるため、先週は成田のゴルフ場で中村正彦フィジカル・トレーナーと走り込みのキャンプを敢行し、1週間で130キロから140キロを走り込んだ。

 ロマチェンコの技術は確かに高いが、リナレスは「彼もクラスを上げるから同じスピードではないと思う」ともコメント。この試合に勝利し「今年はT-モバイル・アリーナでも試合をしたい」と目を輝かせるリナレスが、キャリア最高の大一番に向けて本格的なスタートを切った。

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