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ホワイトがブラウン轟沈 6月のワイルダー戦希望

2018年3月25日 12時53分

 ロンドンのO2アリーナに24日(日本時間25日)WBCヘビー級1位ディリアン・ホワイト(英)が登場。16年に一度WBAヘビー級正規王者に就いたルーカス・ブラウン(豪州=WBA&WBC13位)に6回KO勝ち。WBC同級シルバー王座を防衛し、王者デオンタイ・ワイルダー(米)挑戦へ前進した。

 唯一の敗北は15年、現統一王者アンソニー・ジョシュア(英)に7回ストップ負けのホワイト。初回から右を武器に優勢に進め、ブラウンは早くも左目周辺をカットする。

 3回にも右を叩き込んだホワイトに、豪州人は回を重ねるごとに傷が悪化。迎えた6回、ホワイトが右オーバーハンドから左フックを炸裂させるとブラウンはリング中央にうつ伏せにダイビング。レフェリーが即ストップをコールした。タイムは37秒。

 ジョシュア戦から6連勝のホワイトは23勝17KO1敗。「デオンタイ、さあやろう。こちらは準備オーケーだ」とワイルダーを挑発したホワイトはジョシュアと同じエディ・ハーン氏にプロモートされる。

「ワイルダーvsホワイトは6月をメドに実現させたい。WBCはホワイトを指名挑戦者に認定すると思う。ワイルダーは逃げられない」と同プロモーター。待望のジョシュアvsワイルダーの前にホワイトを挑戦させたいプランを強調した。

 敗れたブラウン(38)は初黒星(25勝22KO1敗)。試合後しばらくリングで介抱を受けた。ルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン)にKO勝ちでWBA王者に就いたが薬物反応でサスペンドされ、その後の検査でも陽性反応が出たため王座ははく奪。その後一度しかリングに上がっていなかった。

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