協会が体重超過対策に本腰 ペナルティーなど制度化
2018年4月4日 16時54分
2018年4月4日 13時59分
WBA・IBF世界L・フライ級統一王者の田口良一(ワタナベ)が5月20日、大田区総合体育館でIBF同級6位ヘッキー・ブドラー(南ア)と防衛戦を行うことになった。イベントはIBF世界ミニマム級王者の京口紘人(ワタナベ)も出場してダブル世界タイトルマッチとして行われる。京口の挑戦者は後日発表される。
昨年大みそかにミラン・メリンド(比)との統一戦に勝利してIBF王座を吸収した田口がWBA8度目、IBFでは初防衛戦を迎える。4日、京口とともに都内で記者会見した田口は「今回も油断せずに勝ってV10を達成したい」と目標とする年内のV10実現に向けて気持ちを引き締めた。
日本人2人目となる2団体王者となったメリンドとの一戦は文句なしの判定勝ちだったとはいえ、「(カウンターを警戒して)あまりいけなかった」と不満を残した。そこで今回は「1ラウンドからスタミナを考えず、面白い、好戦的な試合をしたい」。長年コンビを組む石原雄太トレーナーは「今回は倒しきりたい」と田口に代わってKOを宣言した。
ブドラーはWBA世界ミニマム級王座を4度防衛した経験を持つ29歳。王座陥落後にクラスを上げ、昨年9月フィリピンに遠征して王者メリンドに1-2判定で敗れたのが最新試合だ。
田口は「総合的に力のある選手。いろいろなパンチを打てて、特に右アッパー、右ストレートがいい。メリンド戦もブドラーが勝っていたと思う。一瞬の油断もできない」とチャレンジャーの実力を高く評価。その上で「リスクはあるけど、それに勝てばまた評価が上がる」と語り、実力者との対戦を歓迎した。
一方、この日は対戦相手が発表されなかった京口は5月の試合で2度目の防衛を目指す。「早く試合がしたい」という無敗王者は「強い選手と戦って圧倒していけば評価は上がる。ミニマム級だけど強いと思われる試合がしたい」と決意表明した。
両選手はきょう4日から3日間、神奈川県平塚市の海岸で走り込みのキャンプを行う。なお、田口の試合は5月20日(金)午後2時から1時間枠でTBSが生中継する(関東ローカル)。
※これまではエッキー・バドラーと表記していましたが、主催者発表に合わせて今後はヘッキー・ブドラーと表記します。
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