田口良一に6回KO指令も…曲者相手に「ジャブから」
2018年5月14日 16時23分
2018年5月14日 7時53分
アマチュアの第72回関西学生ボクシングリーグ戦第2週は13日、京都市伏見区の龍谷大学体育館で1部2試合などが行われた。1部リーグは4連覇目指す芦屋大が8-1で関西大を破り、2勝目をマーク。関西大は2敗。同志社大は接戦の末、前年3位の大阪商大を5-4で下し、白星発進した。
芦屋大はL・フライ・小林豪己(2年)、フライ・廣本彩刀(4年)が不戦勝。バンタムは田井宜広(3年)が中尾天青(2年)を連打で制圧、松田博人(2年)は小林亮太(1年)に1回ストップ勝ち。
ライトの西村連(4年)が千葉拳大(1年)の粘りにあったが、終始攻めて5連勝で勝負を決めた。サウスポーの玉城康平(2年)も渡部夏志(1年)に手数で上回った。L・ウェルターは主将の平仲信裕(4年)がボディ連打で1回1分28秒ストップ勝ち。ウエルター・大内舜也(4年)も本島翼(1年)に競り勝った。
最終のミドル戦は芦屋大が関西学院大戦に続いて連続完封勝ちを飾るかが注目されたが、ここで関西大主将の日野魁人(4年)が意地を見せた。芦屋大の新城奈津(2年)がボディ主体に打ち合いに出てきたが、日野は一歩も引かず応戦。左ボディフックからの連打で打ち勝った。
同志社大はL・フライ・松本智哉(3年)が回転の速いパンチを繰り出して先勝したが、大阪商大は1回RSC勝ちしたフライ・加藤尚哉(3年)、バンタムの池側純(3年)、主将の桑畑凛生(4年)が3連勝でリード。
ライトの関根虎太郎(2年)は増田将(2年)に接戦で敗れたが、新人の細野勝悟(1年)が橋崎健太(2年)とのサウスポー同士の打撃戦を制して4ポイント目をあげた。
王手をかけられた同志社大はここから踏ん張った。L・ウェルターは森下心一朗(2年)が2回負傷判定で丸石迅矢(3年)に勝ち、ウェルターは小林将大(2年)が宮脇知己(4年)に競り勝って4-4に追い付いた。
最終決戦のミドルは北山涼汰(2年)がよく手数を出して、福森心太(4年)の突進を封じて際どく判定勝ち、同志社大に大商大戦7年ぶりの勝利をもたらせた。
2部は立命館大が5-2で京都産大を下して2勝目。京都産大は1勝1敗。龍谷大は大阪市大が棄権したため7-0の勝利をあげた。
第3週は20日午後0時半から龍谷大体育館で近大vs同志社大、大阪商大vs関西学院大などが行われる。入場無料。
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