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ワイルダーと交渉停滞 ジョシュアはポベトキン戦か

2018年6月4日 10時55分

 WBCのマウリシオ・スライマン会長はヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(米)と他の3つのベルトを持つWBAスーパー・IBF・統一王者アンソニー・ジョシュア(英)の対戦交渉が停滞していることを明かした。

対戦が期待されるワイルダー(左)とジョシュア

 同会長によると、ワイルダー側がジョシュアのエディ・ハーン・プロモーターに対し試合を米国で開催する条件で5000万ドル(約54億円)をオファー。当初ジョシュアはこの条件を承諾する発言をしたが、その後それを撤回する態度を見せている。ワイルダーは英国行きに消極的なため、以後交渉は進展していない。スライマン氏は「現段階では絶望的」と語っている。

 一方でジョシュアはWBAの指名挑戦者アレクサンデル・ポベトキン(ロシア)と交渉に入り、締結間近と伝えられる。元王者ポベトキンは3月、ジョシュアがジョセフ・パーカー(ニュージーランド)と統一戦を行ったリングでデビッド・プライス(英)を豪快にKOしてデモンストレーションを完了。交渉がまとまれば9月頃、実現する見込みだ。

 またハーン氏の父バリー・ハーン・プロモーターが現在ニューヨークでワイルダーのビジネス・マネジャー、シェリー・フィンケル氏とジョシュアvsワイルダーの交渉中。もしかしたら逆転ホームランが飛び出す可能性も無きにしもあらずだという。

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