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岩佐が2度目の防衛戦 8.16“鬼門のサウスポー”と

2018年6月17日 23時30分

 IBF世界S・バンタム級チャンピオン、岩佐亮佑(セレス・28歳)の2度目となる王座防衛戦が8月16日、東京・後楽園ホールで1位TJ・ドヘニー(アイルランド・31歳)を相手に行われることが決まり、17日発表された。岩佐にとって初の指名防衛戦。

ジム移転で気持ちも新たなで岩佐(左)と小林会長

 ドヘニーはこれまで19戦全勝14KO負け知らずのサウスポーのファイター型。アイルランド生まれだが、プロになってからの大半をオーストラリアで行っている。

 ドヘニーは岩佐のこれまで27戦中の2敗(25勝16KO)の相手がそうだったように「鬼門のサウスポー」(本人)だが、小林昭司会長(元世界王者セレス小林)は「2敗は山中(慎介)選手、ハスキンス選手と特別な相手、私は岩佐がサウスポーを苦手にしているとは思わない」と言う。

小林会長「サウスポーは苦手ではない」

 岩佐自身は「自分のボクシングをしてこの一番の壁を乗り越えれば自信になると思います」と前向きにとらえている。

 試合の発表記者会見は、同じ柏市内に移転したばかりの新ジムにメディアを招いて催された。旧ジムと比べて広く、何よりリングがセレスジムを興して15年の小林会長は「新ジムで新たな伝説を作ってほしい」と愛弟子に期待する。

 岩佐も「前のジムで僕は一からボクシングを始めて世界チャンピオンになった。このジムで新しい伝説を作れるよう集中するだけです」と心機一転を期していた。

岩佐「山中さんのような防衛ロードを」

 最近は専門家についてフィジカル面の強化に取り組み成果を上げているチャンピオン。また対戦歴もあり尊敬しているという山中慎介さんと会食の機会があり、ためになる話をたっぷりと聞いたという。「山中さんは偉大なチャンピオン。あのような防衛ロードを歩めるよう、僕は目ざします」と約束した。

 25日から奄美大島で走り込み中心のキャンプ・トレーニングを予定している。

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