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V3祝勝会の拳四朗 ブドラーとの3冠統一戦熱望

2018年6月27日 23時49分

 WBC世界L・フライ級王者、拳四朗(26=BMB)の後援会総会とV3祝勝会が27日、京都市のリーガロイヤルホテル京都で220人が集まり開かれた。石田實後援会会長が名誉会長になり、新後援会長に全国の医療、福祉施設にサービスを提供するワタキュウセイモア株式会社の安道光二(あんどう・みつじ)代表取締役会長が就任。拳四朗をさらに強力にバックアップしていくことになった。

拳四朗は現在リミット+9キロ、次戦は未定だ

 V3祝勝会には拳四朗の地元・京都府城陽市の奥田敏晴市長をはじめ、首長や衆参議員、府議、市議らも多数出席。「ぜひ、京都で防衛戦を開催してほしい」と熱い期待が寄せられた。

 ワタキュウの女子社員から花束を受けた拳四朗は「今年はあと2回防衛戦をやりたい。もっともっと目立ったチャンピオンになって、京都で防衛戦をさせていただきます」とあいさつ。

 安道新会長も「村田、井上というモンスターがおり、知名度は上がっていないが、オール京都で拳四朗王者を支えていき、もっと羽ばたいてもらいます」と激励した。

 拳四朗はV3戦の後、2週間体を休めて、現在はランニングとジムワークを続けているが、悩みはパートナー不足。宇治市のジムにはスパーリング相手となる選手はおらず、世界王者が出稽古とはいかず、体を持て余し気味という。「1人で練習は寂しい感じがしますよ。体重はいま9キロオーバーですし、もっと絞っていかないと」と「孤独な一面」ものぞかせた。

 まだ、次戦は白紙の状態で、拳四朗が希望するのは田口良一(ワタナベ)からタイトルを奪ったWBA、IBF世界統一王者のへッキー・ブドラー(南アメリカ)との対戦。「ファイトマネーもあがるだろうし、ぜひ対戦したい」とビッグマッチ実現を期待していた。

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