今野裕介が稲垣孝をTKO ランカー対決制す
2018年7月2日 20時19分
2018年7月2日 19時51分
7月29日(日本時間30日)米フロリダ州キシミーでゴングとなるWBO世界S・フェザー級王座決定戦で同級1位クリストファー・ディアス(プエルトリコ)と対戦する同2位の伊藤雅雪(伴流)が2日、成田空港から合宿先のロサンゼルスに出発した。伊藤はこのまま帰国せず、24日にフロリダ入りする。
伊藤はこれまでも岡辺大介&ルディ・エルナンデスの両トレーナーが居住するロサンゼルスで再三キャンプを張っている。アメリカは慣れたものだが、今回はそのまま世界戦に突入するとあって、「これを最後に帰ってこれないくらいの気持ち」と現在の心境を表現。戦場に赴く戦士に自らを重ねた。
アメリカでベルトを巻くための準備はとことんしてきた。5、6月の2カ月間でスパーリングは200ラウンドを超えた。先週は月曜に10、水曜に8、金曜に10、土曜に10ラウンド。「少しやりすぎたかも」と苦笑いを浮かべたが、勝つためには必要な量だった。
対戦相手のディアスはパンチを振り回してくるタイプで、特に警戒すべきは「軌道の読みにくい」左フック。前半はビッグパンチを警戒する必要があり、勝負が後半にもつれる可能性が十分にあるため、長いラウンドのスパーリングが増えた。
スパーリングは長さだけでなく、内容にもこだわった。「ディアスは接近戦が得意ではない」というのが陣営分析で、ゆえに伊藤は本来得意とは言えない接近戦を徹底して磨いた。「だいぶ形になってきた」と伊藤は手ごたえを感じており、試合では常にディアスの“嫌な距離”でファイトしようと目論んでいる。
ロサンゼルス入り後もスパーは続け、最終的なラウンド数は300に届くという。「アウェイは楽しみ」と語った伊藤は自信の笑顔で機上の人となった。
なお、試合の模様は7月30日(日)午前11時からWOWOWエキサイトマッチで生中継される。
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