日本フェザー級チャンピオンの天笠尚（山上）が８月10日、故郷の群馬県太田市の太田市新田文化会館（エアリスホール）で凱旋試合をすることが決まった。試合は57.3㎏契約のノンタイトル10回戦。相手は元ランカーのズリカンナン（レイスポーツ）。

天笠尚

　山上ジムによると、太田市の清水聖義市長が天笠の試合を後楽園ホールで観戦するなど熱心に応援しており、地元で凱旋試合を行う話が１年ほど前から進んでいたという。天笠が４月に横山大輔（ワールドスポーツ）を下して４度目の防衛を成功させたことから、このタイミングで地元興行が実現した。

　対戦相手のズリカンナンは昨年12月、後藤俊光（金子）に不覚を取って日本ランキングから陥落。再起戦でいきなり日本チャンピオンと戦うことになった。