ビート8月号好評発売中 井上尚“バンタム級最強へ”
2018年7月13日 23時53分
2018年7月13日 23時01分
神戸の王者山中、無念ーー13日夜、神戸市立中央体育館で挙行されたWBO世界ミニマム級タイトルマッチは、3位挑戦者のビック・サルダール(比)がチャンピオン山中竜也(真正)に12回3-0判定勝ち。ベルトをフィリピンに持ち帰った。
互いにフェイントの応酬でスタートした試合。まず抜け出しそうになったのは山中で、2回見事な左ボディカウンターをヒット。その後プレスを強め、接近戦のボディ連打でサルダールを削るところまではよかった。序盤のボクシングはV1戦同様によかった。
ところが7回、一瞬の隙を突くサルダールの右カウンターで山中はばったりダウン。このラウンドはクリンチ、スリップで辛くも生き延びたほどのピンチだった。
続く8ラウンドもダメージからの回復に努めた山中は、9回以降ボディの手数を増やして挽回に出たが、サルダールもワンツー主体のアウトボクシングで対応。11回にバッティングで左マブタを切った山中はなおも苦しくなり、試合終了のゴングを聞いた。スコアは117-110、116-111、115-112。意外な大差がついた感もある。
V2に失敗した山中の山下正人会長によると、山中はダウンの直後は両足が攣ったといい、これは減量苦の影響でないかという。山中本人は敗戦のショックの中でも生真面目にインタビューに答え「このままでは終われません」と再起を誓っている。
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