京口紘人がミニマム級王座返上 最新IBFランキング
2018年8月12日 11時57分
2018年8月12日 1時19分
11日大阪府枚方市総合体育館で行われた日本ウェルター級タイトルマッチは、地元出身の王者矢田良太(グリーンツダ)が同級9位岡本和泰(奈良)の挑戦を7回2分3秒TKOで撃退し、4月に東京で獲得した王座の初防衛に成功した。
この試合、矢田は初回に右フックを叩きつけて岡本をダウン。楽勝を思わせるスタートだったが、意外にもその後は苦戦。元アマチュア(大商大)の岡本がジャブを繰り出しアウトボクシングすると、ミス・ブローを連発してなかなか調子に乗れない。
6回には岡本の右アッパーからの攻撃でダメージを受ける。クリンチに出て辛くもピンチを脱出する。これで続く7回、矢田の右を受けた岡本の動きが止まり、追撃されると相手に背を向けて後退。ここで近藤主審がストップをかけ、矢田のTKO勝ちを宣した。
地元リングでベルトを守った矢田は勝利を喜びつつも、「もっと強いところを見せたかったのに、練習したことの1割も出せなかった。岡本選手はジャブがうまくて強かった」と敗者を称えた。同じ枚方市に住む本石昌也会長は矢田の次の防衛戦を年内(12月)にも予定している。
田中一樹まさかの惨敗 栗原の強打に沈む
この日一番のインパクトはセミの8回戦。日本バンタム級3位の田中一樹(グリーンツダ)が東京から迎えた同級9位の栗原慶太(一力)に3回TKO負けを喫した一戦だ。
アマから転向の田中は9勝8KO1敗で強打が売り物、対する栗原も11勝10KO5敗の強打者。田中が好スタートを切ったかに見えた初回終盤、栗原の右一発を浴びて田中もろくもダウン。
これはよく立ち上がり回復しつつあったが、3回にまたしてもつかまる。再び栗原の右を叩きこまれてこの回2度ダウン。栗原も詰めが雑でミスも目立ったため、田中がピンチを脱出しかけたが、再び栗原の右を打ち込まれ、辛くもダウンを免れたものの、ここでレフェリー・ストップがかかった。
打たれモロさを露呈した田中。タイトル挑戦も近い地位に上がっての敗北はなんとも痛い。
グリーンツダジム期待の星が前座6回戦に登場。昨年の全日本新人王決定戦でMVPに輝いた下町俊貴(現日本S・バンタム級18位)が初の外国選手、比国同級10位のレナン・ボルテス(フィリピン)に僅差判定勝ちした。にらみ合いが多く主審から再三「ボックス」と促されるなど、終始盛り上がりを欠く内容だった。
この日唯一の女子の試合では、アマチュアから転向した元アマ世界ジュニアの王者、佐伯霞(真正)がタイのキャナラット・ヨーハンゴー(タイ)に5回1分36秒TKO勝ちしプロ転向後2連勝をマークした(1KO)。ダウンはなかったが、この回ロープに詰めてタイ選手を連打したところで主審がストップをかけたもの。
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