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いよいよ東京でもボクシング興行が再開!

7.16タイトル戦展望2 井上浩樹が最強挑戦者と激突 
いよいよ東京でもボクシング興行が再開!

2020年7月13日 15時50分

 16日の後楽園ホール「フェニックスバトル」で2月末以来、国内でおよそ4ヵ月半ぶりのタイトルマッチが挙行される。先陣を切るのは日本S・ライト級王者の井上浩樹(大橋)。ランキング1位の永田大士(三迫)を迎える指名防衛戦だ。

永田大士(左)が井上浩樹に挑む

 世界バンタム級2冠王者、井上尚弥と拓真兄弟の従兄弟として知られる浩樹はデビューから15連勝(12KO)をマークしているサウスポー。昨年4月に日本タイトルを奪取して初防衛を成させ、12月には空位のWBOアジアパシフィック王座も獲得して2冠王者になった。

 アマチュアで培ったテクニックとカウンターのタイミングは抜群で、大橋会長も「3人の中で一番素質がある」と期待をかける。この指名試合をクリアすれば日本タイトル卒業もそろそろ見えてくるだろう。

 同じくアマチュア出身の永田(14勝5KO2敗1分)は18年10月、格上と見られたOPBF王者の内藤律樹(E&Jカシアス)からダウンを奪い、あと一歩のところまで追い込みがら1-2判定で涙を飲んだ。昨年の最強挑戦者決定戦ではアオキクリスチャーノに勝利。最近はから回りが少なくなり、地に足の着いたボクシングをするようになってきた。

 スピードとテクニックで上回る28歳、浩樹が優位に立つとはいえ、30歳の永田はスタミナとフィジカルの強さに定評があり、決して侮ることはできない。浩樹が井上家の意地を見せて勝ち星をつかむのか、永田が魂のボクシングで王座交代をなし遂げるのか─。

 当日はOPBFフェザー級戦、王者清水聡(大橋)vs.挑戦者殿本恭平(勝輝)をメインとするダブルタイトルマッチ。無観客試合の模様は19日(日)深夜25時55分からフジテレビ(関東ローカル)で放送される。

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