竹迫が元王者の佐々木と防衛戦 11.3ダイナミック
2018年8月14日 14時55分
2018年8月14日 11時11分
あと1ヵ月あまりとなったミドル級頂上決戦、WBA“スーパー”&WBC統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)vs挑戦者サウル”カネロ“アルバレス(メキシコ)を前にゴロフキンが先週末キャンプをメディアに公開。練習後、不運なドローに終わった第1戦を乗り越える結末を誓った。試合は9月15日、ラスベガスのT-モバイル・アリーナでゴングとなる。
アベル・サンチェス・トレーナーが米カリフォルニア州ビッグベアで主催するジムでゴロフキンは基礎体力を主眼にしたメニューを敢行。チューブを使ったパンチの打ち出しや首の強化を念入りに実行。カネロのパワーを警戒する様子もうかがえた。
しかしインタビューでゴロフキンは「カネロはとりわけハードパンチャーではなかった」と振り返りノーダメージだったことを強調。また「(作戦は)何もチェンジすることはない。相手のことを気にすることはない。自分の仕事をするだけ」と自信をのぞかせた。
そしてカネロのエディ&チャポ・レイノソ親子トレーナーから最近「GGGはスラッガーでしかなく、ボクシングの基本やディフェンスが欠点」と指摘されたことに対し「もしそれが事実なら、私はボクサーをやめる。初戦で勝てなかったのに、どうして彼らはそんなことを言うのか実に興味深い」とかわした。
サンチェス・トレーナーは「両者ともエキサイトしているけど、リングで熱くなった方が負ける。試合は5、6回ごろまで拮抗するが、その後GGGが優位に進め、10回か11回にストップするか判定勝ちする。その場合8から9ラウンド、GGGが獲るだろう」と愛弟子の勝利を予想した。
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