京口紘人が9.25世界前哨戦 年末の2階級制覇狙う
2018年8月22日 14時03分
2018年8月21日 16時19分
WBA世界バンタム級チャンピオン、井上尚弥(大橋)が出場するワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級1回戦が10月7日、横浜アリーナにセットされた。井上はWBA王座の初防衛をかけて元WBA同級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)と対戦する。
3階級制覇を達成した井上に用意された舞台は、自身がメインを務めるイベントでは最大規模の横浜アリーナ。21日に都内で開かれた記者会見に出席した井上は「当初は日本で試合ができると思っていなかった。日本ファンに会場の雰囲気を味わってもらえるし、やりがいがある」と世界的イベント、WBSSの日本開催を歓迎した。
イベントの詳細は明らかになっていないが、フジテレビの竹内太郎プロデューサーによると「ヨーロッパ各国で行われているWBSSの世界観をそのまま横浜アリーナに持ってくる」とのこと。WBSSのスタッフも大挙して来日し、独特の照明スタイルや、入場選手がリングイン前にコーナーのお立ち台に立つなど、国内で通常開催される世界タイトルマッチとは違う雰囲気になりそうだ。
井上は長期戦も覚悟「ジリジリ、コツコツあてていきたい」
井上は豪華な演出を歓迎する一方で、パヤノ相手に最高のパフォーマンスを発揮すべく準備を進めている。パヤノはキャリアのある曲者だけに、「強引につぶそうとしたら雑になる。ジリジリ、コツコツあてていきたい。技術戦? そうなると思いますよ」。KOは常に意識しているものの、今回は長期戦も辞さない構えだ。
父の真吾トレーナーは「パヤノはしっかり踏み込んで打ってくるし、ノーモーションの左、入ってきて振ってくる左フックを意識して練習している。ただ、サウスポーといっても直線的な感じなので、距離をキープできれば対応できる」と攻略に自信を見せた。
トーナメントの組み合わせは今のところ1回戦のみの発表だが、井上は「準決勝は(IBF王者エマヌエル)ロドリゲスがあがってくると想定している」「バーネットとドネア? ドネアが勝つんじゃないですかね」。他の試合が気になるのも、優勝候補ナンバーワンゆえか。
準決勝は「海外での試合が濃厚」(大橋秀行会長)とのことだが、いずれにしてもパヤノに勝たなければ始まらない。新たなステージに立つ井上は「簡単な道のりではないけど、優勝できるようにがんばりたい」と殊勝に決意表明した。
なお、横浜アリーナの他の対戦カードは後日発表される。試合の模様はフジテレビ系列で全国放送される。
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