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京口紘人が9.25世界前哨戦 年末の2階級制覇狙う

2018年8月22日 14時03分

 前IBF世界ミニマム級チャンピオンの京口紘人(ワタナベ)が22日、都内のジムで記者会見を開き、9月25日、後楽園ホールで世界前哨戦を行うと発表。早ければ年内にL・フライ級で2階級制覇に挑むプランを明かした。

将来はフライ級まで考えているという京口

 これまでにIBFミニマム級王座を2度防衛している京口は「ミニマム級にこだわる必要はない。自分がベストを出せる階級で試合をするのがファンに対してもいい。L・フライ級で世界を目指す」と宣言した。

 陣営によると、京口はもともと減量がきつく、胸囲が96センチに達するなど体も大きくなっていた。前回5月の防衛戦で、後半に足がつる脱水症状を起こしたこともあり、階級アップを決断した。

 前哨戦で対戦するのはチボ・モナベサ(インドネシア)。戦績は18勝8KO無敗2分のサウスポーで、世界ランキングはWBA6位、WBC13位、WBO8位と3団体でランク入りしている。

 井上孝志トレーナーによると、モナベサは前L・フライ級2団体統一王者の田口良一(ワタナベ)に挑戦をアピールしていた選手で、「うまいボクシングができて、モーションのないきれいな左ストレートを打つことができる」とのことだ。

 京口は「この試合に完勝すれば評価は上がると思う。前の手でコントロールして相手のボクシングをつぶし、中盤に倒せれば理想。ミニマム級のときよりパワーアップしたと思われる試合をしたい」と決意表明した。

 陣営はこの前哨戦をクリアし、年末に2階級制覇をかけた世界挑戦を目論んでいる。田口が王座を明け渡したWBAスーパー王者ヘッキー・ブドラー(南ア)とのリベンジマッチに挑むプランもあり、渡辺会長は「4団体のうちチャンスがあるところで」と状況を見極めてターゲットを定める方針だ。

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