前王者の山中竜也が引退会見 後遺症なく第2の人生へ
2018年8月31日 20時12分
2018年8月31日 14時58分
あす1日後楽園ホールでゴングとなる日本バンタム級王座決定戦の計量が31日、日本ボクシングコミッションで行われ、同級2位の齊藤裕太(花形)と同3位の菊地永太(真正)がそろってリミットの53.5キロで合格した。
バンタム級は1月から王座空位が続いている。前王者の赤穂亮(横浜光)が1月、減量失敗により1位の鈴木悠介(三迫)との防衛戦を中止にしたのがみそのつきはじめだった。
赤穂が王座を返上して鈴木と村中優(フラッシュ赤羽)による決定戦が1月に組まれたが、鈴木のけがにより試合は中止に。続いて村中と齊藤の決定戦が6月セットされたが、今度は村中が減量に失敗して試合は流れた。
6月の決定戦が試合前日で流れてしまった齊藤(10勝7KO9敗3分)は「バンタム級はのろわれているとも言われていたので(2人とも計量クリアで)ほっとしている」とまずは胸をなでおろした。
齊藤はちょうど1年前、日本タイトル初挑戦で赤穂に9回TKO負けだったが、内容はよくて自信がついたとのこと。「赤穂戦は負けることも想像したけど、今回は勝つことしか考えていない。倒して勝ちたい」と自信たっぷりに言い切った。
一方の菊地(21勝8KO5敗4分)は昨年10月の挑戦者決定戦で鈴木に敗れたものの、相次ぐキャンセルという異例の事態によってチャンスがまわってきた形だ。
菊地は鈴木戦の敗北をバネに「ただ努力するだけではダメ。考え方を変えて、自分に必要なことを明確にしてトレーニングするようになった」という。
当日はジムの大先輩、3階級制覇王者の長谷川穂積さんも応援に駆け付ける予定。菊地が13年6月、OPBF・S・バンタム級王者だった和氣慎吾(FLARE山上)に敗れて以来のタイトルマッチで悲願のベルト獲得を目指す。
あすのアンダーカードでは、世界ランキング入りしているS・ライト級の近藤明広(一力)、フェザー級の阿部麗也(KG大和)らが出場する。試合の組み合わせは以下の通り(17時45分開始)。
◇日本バンタム級王座決定10回戦
齊藤裕太(花形)vs菊地永太(真正)
◇151ポンド8回戦
チャールズ・ベラミー(横浜光)vs清水優人(木更津グリーンベイ)
◇58.5キロ8回戦
阿部麗也(KG大和)vs野口将志(一力)
◇S・ライト級8回戦
宮崎辰也(マナベ)vs近藤明広(一力)
◇フェザー級8回戦
高橋竜平(横浜光)vs草野慎悟(三迫)
◇S・フライ級8回戦
梶楓(帝拳)vsサハパープ・ブンオップ(タイ)
2024年10月14日 5時20分
2024年10月14日 5時13分
2024年10月14日 5時08分
2024年10月14日 4時52分
2024年10月14日 4時47分
2024年10月14日 4時41分