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ゴロフキンvsカネロ一触即発 因縁再戦あすゴング

2018年9月15日 11時58分

  昨年9月の対戦で議論を呼ぶドローに終わったミドル級戦、WBAスーパー&WBC世界王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)の再戦がいよいよ明日15日(日本時間16日)に迫った。14日には現地ラスベガスで計量が行われ、乱闘寸前のシーンが繰り広げられた。

突っかけたのはカネロ(左)のほうだった

 ゴロフキンが159.6ポンド(約72.39キロ)、カネロが159.4ポンド(72.30キロ)でリミットの160ポンドをクリア。直後に両選手が顔を突き合わせるフェイスオフのシーンが設定されたが、あとから現れたカネロが勢いよくゴロフキンに詰め寄り、額をぶつけていったため檀上は騒然。関係者がすぐに間に割って入りことなきを得たが、因縁の再戦にふさわしい前日計量となった。

関係者によって引き離される両者

 昨年9月の試合は三者三様のドローながら、ゴロフキンの勝利を支持する声が多数だった。これを受けて5月に再戦が決まったが、カネロのドーピング違反が発覚して試合は延期に。ゴロフキンがカネロのドーピング違反を再三批判し、これにカネロが相当なフラストレーションをため、両選手の間には険悪なムードが漂っていた。

 計量後のゴロフキンは「あいつはピエロだ。真の男じゃない」と吐き捨て、カネロは「大勢のファンに囲まれ興奮しているし、モチベーションになっている。計量はオレの勝ちだ」と発言した。

完全復活を目指すロマゴン

 セミで行われるWBO世界S・ウェルター級タイトルマッチの王者ジェイミー・ムンギア(メキシコ)vs挑戦者ブランドン・クック(米)も両選手とも計量に合格。WBAミドル級挑戦者決定戦、デビッド・レミュー(カナダ)vsスパイク・オサリバン(アイルランド)、S・フライ級10回戦のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)とモイセス・フエンテス(メキシコ)も無事に計量を終えた。

 試合は17日(日本時間16日)ラスベガスのT-モバイル・アリーナで挙行される。日本ではWOWOWプライムで16日午前11時から生中継。この試合の勝者との対戦を目指すWBA王者の村田諒太(帝拳)がゲスト解説を務める。Photos:Tom Hogan-Hoganphotos/Golden Boy Promotions

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