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寺地会長「今回勝てば長期政権」 拳四朗は減量対策

2018年9月29日 17時26分

 10月7日の横浜アリーナで4度目の防衛戦に臨むWBC世界L・フライ級チャンピオンの拳四朗(BMB)が29日、東京・練馬の三迫ジムで練習を公開した。拳四朗は7日、元IBF王者ミラン・メリンド(比)を迎え撃つ。

日本1位の堀川謙一とのスパーを披露した拳四朗(右)

 3試合連続のKO防衛に向けて拳四朗は8月末から、神奈川・茅ケ崎の走り込みキャンプ、フィリピンで10日間のスパーリングキャンプを行った。こうしたトレーニングを積んで拳四朗は「自分の距離で戦えば全然問題ない」と自信満々。そこで今回は普段のトレーニングに加えて減量を含めたコンディショニングに力を入れた。

 前回の試合で拳四朗は足を痛めてこともあり、十分な走り込みができなかった。その結果、「今までで一番くらい減量がきつかった」(本人)という事態に。東京で拳四朗をサポートする三迫ジムの加藤健太トレーナーは「前回は脂肪の多いところから減量に入ったのできつかったと思う」とその原因を推測する。

 これを受けてこの試合に向けては体脂肪率測定をはじめ、朝のロードワークに加えて午後のジムワーク後に1時間のランニングマシンを取り入れた。加藤トレーナーは「まずはデータを取って、今後の基準を作りたい」とその狙いを明かす。コンディショニングの向上はパフォーマンスにも好影響を与えるに違いない。

後援者提供の酸素カプセルを三迫ジムに置いた拳四朗

 父の寺地永会長は「ペドロ・ゲバラとガニガンロペスに勝利し、世界ランキングを見渡して他にチャンピオン級はリンドしかいない。メリンドを倒せば長期政権が見えてくる」と断言した。

 国内の現役王者で最長防衛となっている拳四朗は「そう言われても3回じゃなんとも思わない。10回ぐらいはいきたい」とこちらも長期政権を目指す意気込みだ。

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